こんにちは、ポケモンといえばリザードン、リザードン大好き さとさと夫婦です。
先日リリースされたポケポケでもリザードンexが活躍している今日この頃ですが、紙のポケカにおいてもリザードンexは最強カードの一角であり、リザードンを愛する僕としては嬉しい限りです。

さて、ポケカには「バトルマスターデッキ テラスタル リザードンex」という商品が存在し、これからポケカを始める人や、ポケカを始めたばかりの人でも、いつでもリザードンを相棒とすることができます。
しかも、このデッキめちゃくちゃ強いんです。今回は改造しない状態での使い方と、オススメの改造方法を紹介します!
パオジアンexデッキはこちら!

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バトルマスターデッキ テラスタル リザードンex
カードリスト

デッキの回し方
このデッキは、序盤から積極的に攻撃していくデッキではありません。最初はビーダルの特性「はたらくまえば」や、アルセウスVSTARの特性「スターバース」で手札にカードを揃えながらベンチのヒトカゲを育てていきます。
ビーダル
【特性】はたらくまえば
自分の番に1回使える。自分の手札が5枚になるように、山札を引く。
アルセウスVSTAR
【VSTARパワー】【特性】スターバース
自分の番に使える。自分の山札から好きなカードを2枚まで選び、手札に加える。そして山札を切る。[対戦中、自分はVSTARパワーを1回しか使えない。]
バトル場にはヒトカゲやファイヤー、エンテイを出して相手の攻撃を耐えしのいでもらいましょう。
そして、相手にサイドを2,3枚取られてからこのデッキは本領を発揮します。威力の上がったリザードンexのワザ「バーニングダーク」で相手のポケモンを一撃で倒していきましょう!
リザードンex
【ワザ】バーニングダーク 180+
相手がすでにとったサイドの枚数×30ダメージ追加。
また、相手が先にサイドを取り進めている状況では、「ナンジャモ」がより強力に働くのもポイント。
ナンジャモ(サポート)
おたがいのプレイヤーは、それぞれ自分の手札をすべてウラにして切り、山札の下にもどす。その後、それぞれ自分のサイドの残り枚数ぶん、山札を引く。
このように、序盤は準備に徹し、相手にサイドを取られてから「バーニングダーク」や「ナンジャモ」を中心に強烈なカウンターを決めるのがリザードンexの戦い方です。
リザードンex
リザードンex
分類:2進化 HP:330 タイプ:悪 弱点:草 抵抗力:なし にげる:2
テラスタル(このポケモンは、ベンチにいるかぎり、ワザのダメージを受けない。)
特別なルール(ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。)
【特性】れんごくしはい
自分の番に、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。自分の山札から「基本炎エネルギー」を3枚まで選び、自分のポケモンに好きなようにつける。そして山札を切る。
【ワザ】炎炎 バーニングダーク 180+
相手がすでにとったサイドの枚数×30ダメージ追加。
とにかく強いことしか書いていません。大きく分けると以下の3つです。
① HPが高く(330)、弱点(草タイプ)のポケモンが環境に少ないため倒されにくい
HP330は現在のポケモンカードで最高クラスの高さであり、これを一撃で倒すのはめちゃくちゃ大変です。基本的には青天井ワザでないと一撃で倒すことはできません。
※青天井ワザ
パオジアンexの「ヘイルブレード」やサーフゴーexの「ゴールドラッシュ」のような、ダメージをいくらでも上げられる(上限のない)ワザのことを青天井ワザと呼びます。
また、弱点で受けるダメージは2倍になるため、草ポケモンが使うワザには比較的容易に倒されます。が、今の環境で使われる草タイプのポケモンがオーガポン みどりのめんexしかいません。
そのためオーガポン みどりのめんexが唯一の天敵ですが、それ以外のポケモンには一撃で倒されない高い耐久力を持っています。
パオジアンex
【ワザ】水水 ヘイルブレード 60×
自分の場のポケモンについている水エネルギーを好きなだけトラッシュし、その枚数×60ダメージ。
サーフゴーex
【ワザ】鋼 ゴールドラッシュ 50×
自分の手札から基本エネルギーを好きなだけトラッシュし、その枚数×50ダメージ。
オーガポン みどりのめんex
【ワザ】草草草 まんようしぐれ 30+
おたがいのバトルポケモンについているエネルギーの数×30ダメージ追加。
② 特性「れんごくしはい」により山札からエネルギーを供給できる
【特性】れんごくしはい
自分の番に、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。自分の山札から「基本炎エネルギー」を3枚まで選び、自分のポケモンに好きなようにつける。そして山札を切る。
続いては特性です。山札からエネルギーを3枚まで選んでつけることができます。
他のポケモンがグッズ「ダークパッチ」や「ガラスのラッパ」、オーガポン みどりのめんexの特性「みどりのまい」などを駆使してエネルギーを得ていることを横目に、場に出ただけでエネルギーを得ます。やりすぎです。
しかも、これらのカードがトラッシュや手札にエネルギーを用意しておく必要があるのに対し、リザードンexは山札から持ってきます。何の準備も必要ありません。やりすぎです。
しかも3枚まで持ってきます。自分のワザ「バーニングダーク」分だけでなくほかのポケモンにも自由に付けられます。やりすぎです。
このやりすぎ特性がリザードンexのヤバさの大部分を担っています。(いや、他にも強いところがたくさんあるのですが・・・)
ちなみに、山札からエネルギーを直接持ってくることのメリットは準備が必要ないことのほかにもあります。手札に引いたりトラッシュしたりする必要がないため、デッキに入れるエネルギーの枚数を少なくできることです。エネルギーの枚数を減らしてその分グッズやサポートを入れることで、デッキ自体がより強くなります。
ダークパッチ(グッズ)
自分のトラッシュから「基本悪エネルギー」を1枚選び、ベンチの悪ポケモンにつける。
ガラスのラッパ(グッズ)
このカードは、自分の場に「テラスタル」のポケモンがいるときにしか使えない。
自分のベンチの無色ポケモンを2匹まで選び、トラッシュから基本エネルギーを1枚ずつつける。
オーガポン みどりのめんex
【特性】みどりのまい
自分の番に1回使える。自分の手札から「基本草エネルギー」を1枚選び、このポケモンにつける。その後、自分の山札を1枚引く。
③ ワザ「バーニングダーク」が最大330の高威力を持つ
【ワザ】炎炎 バーニングダーク 180+
相手がすでにとったサイドの枚数×30ダメージ追加。
前に、リザードンexのHPが高く、一撃で倒せない点が強みであると説明しました。そのリザードンexを一撃で倒しうるワザの一つがこの「バーニングダーク」です。
相手がサイドをとっていない序盤のうちこそダメージが低いという弱点を持っていますが、中盤以降どんどん威力が上がっていき、最終的にはほぼ全てのポケモンを一撃で倒すダメージに成長します。
また、この唯一の弱点を補うために、リザードンexは序盤から積極的に攻撃するのではなく、相手にサイドを取らせてカウンターを狙う戦い方をします。
そのようなカウンター戦法と相性がいいカードが複数あるのも、リザードンexの強さに拍車をかけています。
ナンジャモ(サポート)
おたがいのプレイヤーは、それぞれ自分の手札をすべてウラにして切り、山札の下にもどす。その後、それぞれ自分のサイドの残り枚数ぶん、山札を引く。
※例えば自分のサイドが残り6枚、相手のサイドが残り4枚のときに「ナンジャモ」を使うと、自分の手札が6枚、相手の手札が4枚になります。このように手札の枚数の差が生まれることで、自分が有利になることができます。
お手軽!リザードンexデッキ
デッキレシピ

「バトルマスターデッキ テラスタル リザードンex」と、「デッキビルドBOX ステラミラクル」に収録されているカードだけで構築しています。
※一部のカードは収録されている枚数では足りませんので、カードショップや通販を利用いただくか、手持ちのカードや以下のカードを代わりに採用してデッキの枚数を調整してください。
・ビッパ 2枚 + ビーダル 2枚
・アルセウスV 1~2枚 + アルセウスVSTAR 1枚

デッキの回し方
リザードンexの弱点である序盤を支えるように改造しました。
序盤
① 「なかよしポフィン」でヒトカゲとポッポをベンチに出そう!
なかよしポフィン(グッズ)
自分の山札から、HPが「70」以下のたねポケモンを2枚まで選び、ベンチに出す。そして山札を切る。
ヒトカゲとポッポをベンチに出し、進化の準備をしましょう。
似た効果のグッズ「ネストボール」と比較するとHPが「70」以下という制限がありますが、その代わりにたねポケモンを2枚までベンチに出すことができます。このデッキでは「ネストボール」と共に4枚ずつ(合計8枚)採用し、1ターン目にどちらかのカードを引ける可能性を高めています。
ネストボール(グッズ)
自分の山札からたねポケモンを1枚選び、ベンチに出す。そして山札を切る。
② ネオラントV・「ペパー」・「森の封印石」でポッポをピジョットexに進化させよう!
ネオラントV
分類:たね HP:170 タイプ:水 弱点:雷 抵抗力:なし にげる:1
特別なルール(ポケモンVがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。)
【特性】ルミナスサイン
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。自分の山札からサポートを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
【ワザ】水無無 アクアリターン 120
このポケモンと、ついているすべてのカードを、自分の山札にもどして切る。
ペパー(サポート)
自分の山札から「グッズ」と「ポケモンのどうぐ」を1枚ずつ選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
森の封印石(ポケモンのどうぐ)
このカードをつけている「ポケモンV」は、このVSTARパワーを使える。
【VSTARパワー】【特性】スターアルケミー
自分の番に使える。自分の山札から好きなカードを1枚選び、手札に加える。そして山札を切る。[対戦中、自分はVSTARパワーを1回しか使えない。]
複数のカードを使うコンボです。
サポートを手札に加えるネオラントV → グッズとポケモンの道具を手札に加える「ペパー」(サポート)→好きなカードを手札に加える「森の封印石」(ポケモンの道具) のコンボで、ピジョットexや「ふしぎなアメ」を手札に加えます。
このコンボについては以下の記事で詳しく解説しているので、そちらもぜひ見てください!

③ ピジョットexの特性「マッハサーチ」で体勢を整えよう!
ピジョットex
分類:2進化 HP:280 タイプ:無 弱点:雷 抵抗力:闘 にげる:0
特別なルール(ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。)
【特性】マッハサーチ
自分の番に1回使える。自分の山札から好きなカードを1枚選び、手札に加える。そして山札を切る。この番、すでに別の「マッハサーチ」を使っていたなら、この特性は使えない。
【ワザ】無無 ふきすさぶ 120
のぞむなら、場に出ているスタジアムをトラッシュする。
特性「マッハサーチ」は、手札に加えるカードが1枚になった代わりに、自分の番のたびに使えるようになった「スターバース」です。自分の番に1回しか使えないので、できるだけ早くピジョットexを場に出し、「マッハサーチ」を使って体勢を整えていきましょう。
ここまでをまとめると、理想的には以下のような動きになります。
1ターン目
1-1. 「なかよしポフィン」「ネストボール」で、ヒトカゲとポッポをベンチに出す。
2ターン目
2-1. 「ハイパーボール」でネオラントVを手札に加える。
2-2. ネオラントVを手札からベンチに出し、特性「ルミナスサイン」で「ペパー」を手札に加える。
2-3. 「ペパー」で「ふしぎなアメ」と「森の封印石」を手札に加える。
2-4. 「森の封印石」をネオラントVにつけ、特性「スターアルケミー」を使い「ピジョットex」を手札に加える。
2-5. 「ふしぎなアメ」でポッポをピジョットexに進化させる。
この後はピジョットexの「マッハサーチ」でふしぎなアメかリザードンexを手札に加え、ヒトカゲをリザードンexに進化させて「バーニングダーク」で攻めていくことができます。
毎ターン「マッハサーチ」が使えるため、途切れることなく攻めていくことが可能です。
中盤~終盤
対戦が進み、お互いがサイドを取り進めていくにつれて「バーニングダーク」の威力が上がっていきます。
① 「カウンターキャッチャー」や「ボスの指令」で相手のベンチポケモンを攻撃しよう!
カウンターキャッチャー(グッズ)
このカードは、自分のサイドの残り枚数が、相手のサイドの残り枚数より多いときにしか使えない。相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。
ボスの指令(サポート)
相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。
どちらも相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替えるカードです。
「カウンターキャッチャー」には、自分のサイドの残り枚数が、相手のサイドの残り枚数より多いときにしか使えないという制限があります。自分が劣勢なとき(負けているとき)に使えるカウンターのカードということですね。
ボスの指令にはそのような制限がありませんが、代わりにサポートのカードなので、番の中で1枚しか使えないという制限があります。
これらのカードで狙う相手のベンチポケモンとしては、以下のようなポケモンがおすすめです。
① 相手の手札やエネルギーを増やすようなポケモン
(キチキギスex、オーガポン みどりのめんex、かがやくゲッコウガなど)
② 倒すことでサイドを2枚取ることができるようなポケモン
(ポケモンexやポケモンV)
リザードンexの「バーニングダーク」の威力を計算し、一撃で倒せるようなポケモンを呼び出して倒していきましょう。
② かがやくリザードンで戦おう!
かがやくリザードン
分類:たね HP:160 タイプ:炎 弱点:水 抵抗力:なし にげる:3
特別なルール(かがやくポケモンは、デッキに1枚しか入れられない。)
【特性】エキサイトハート
相手がすでにとったサイドの枚数ぶん、このポケモンがワザを使うための無色エネルギーは少なくなる。
【ワザ】炎無無無無 かえんばく 250
次の自分の番、このポケモンは「かえんばく」が使えない。
特性「エキサイトハート」で、相手がたくさんサイドを取り進めていれば、少ないエネルギーでワザ「かえんばく」を使うことができます。
リザードンexは倒されたときにサイドを2枚取られるカードなので、リザードンexのみで戦うと以下のようになります。
① リザードンex(1体目)が倒される(相手の残りサイド:4枚)
② リザードンex(2体目)が倒される(相手の残りサイド:2枚)
③ リザードンex(3体目)が倒される(相手の残りサイド:0枚 → 相手の勝ち)
ここで、倒されてもサイドが1枚しかとられないかがやくリザードンを活用すると、以下のようになります。
① リザードンex(1体目)が倒される(相手の残りサイド:4枚)
② リザードンex(2体目)が倒される(相手の残りサイド:2枚)
③ かがやくリザードンが倒される(相手の残りサイド:1枚)
④ リザードンex(3体目)が倒される(相手の残りサイド:0枚 → 相手の勝ち)
上の場合と比べると、相手は対戦に勝つためにかがやくリザードンを余計に倒すことになっていますね。このように、相手のサイドを2枚→2枚→2枚ではなく2枚→2枚→1枚→2枚と取らせることで、相手が勝つのを遅らせることができます。
また、かがやくリザードンは炎タイプであることも重要です。リザードンexの弱点が草タイプなので、草タイプ(特に、オーガポン みどりのめんex)が相手のときはかがやくリザードンを積極的に育てて対策しましょう。
ACE SPECの採用
ACE SPECのカードは、デッキに1種類・1枚しか入れられない制限がある代わりに強力な効果を持っています。先ほどのデッキレシピでは採用していませんでしたが、ぜひお持ちのACE SPECを採用してください。
オススメは、カウンターを狙うデッキの方針と相性がいい「アンフェアスタンプ」か、どんなデッキでも強い「プライムキャッチャー」です。
アンフェアスタンプ(グッズ)
このカードは、前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていなければ使えない。おたがいのプレイヤーは、それぞれ手札をすべて山札にもどして切る。その後、自分は5枚、相手は2枚、山札を引く。
プライムキャッチャー(グッズ)
相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。その後、自分のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える。
さらにデッキを強くするなら・・・
リザードンexデッキと相性のいい特性「カースドボム」を持つサマヨール・ヨノワールを採用し、さらにデッキを強化しましょう。
詳しくは、以下の記事で紹介しています。

まとめ
今回は、「バトルマスターデッキ テラスタル リザードンex」の使い方とお手軽な改造方法を紹介しました。
これからポケカを始める方や、ポケカをはじめたばかりの方も、最強のポケモンリザードンexを相棒に、ポケカライフをエンジョイしてください!
わからない点や難しい点などあれば、X(旧Twitter)もやっていますので、お気軽に質問してください!(フォローもしてくださると嬉しいです☆)
それでは、よいポケカライフを!

発売から日が経っている商品なので、カードショップなどで定価以下で販売されているのをよく見かけます。お近くのお店をチェックしてみてください。
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