
こんにちは、さとさと夫婦です。今回は、ドラパルトexデッキの使い方を解説したいと思います。
ドラパルトexデッキとは
ドラパルトex
ドラパルトex
分類:2進化 HP:320 タイプ:ドラゴン 弱点:なし 抵抗力:なし にげる:1
特別なルール(ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。)
テラスタル(このポケモンは、ベンチにいるかぎり、ワザのダメージを受けない。)
【ワザ】無 ジェットヘッド 70
【ワザ】炎超 ファントムダイブ 200
ダメカン6個を、相手のベンチポケモンに好きなようにのせる。
ドラパルトexデッキは、非常に強力なカードであるドラパルトexを中心としたデッキです。ドラパルトex自体が強く、それをサポートするカードも非常に豊富であることから、デッキ全体のパワーが非常に高い点を特徴としています。
ドラパルトexの強みは、大きく分けると3つあります。

耐久性が高く、倒されにくい
2進化のポケモンex特有の高いHPを持ち、弱点がないため、ドラパルトexは倒すのが非常に困難です。弱点をつけないため、正攻法で320ダメージを出さない限りドラパルトexを倒すことができません。
にげるためのエネルギーが1つと少なく、ダメージを受けてからにげることも容易です。ポケモンのどうぐ「緊急ボード」をつけることで、エネルギーの消費なしでにげることもできます。
緊急ボード(ポケモンのどうぐ)
このカードをつけているポケモンは、にげるためのエネルギーが1個ぶん少なくなる。そのポケモンの残りHPが「30」以下なら、にげるためのエネルギーは、すべてなくなる。
ワザ「ファントムダイブ」が強烈
バトル場に200点、ベンチにダメカン6個をばらまく強烈なワザです。
ベンチポケモンに、好きなようにダメカンを置ける点がポイントです。HPの低いたねポケモンを倒すだけでも強力ですが、HPの高いポケモンであっても、HPが200になるまでダメカンを置いておくことで、「ボスの指令」からの「ファントムダイブ」でちょうど刈り取ることができます。特に、キチキギスex(HP210)やオーガポン みどりのめんex(HP210)などは非常に狙いやすく、効率よくダメージを与えられます。
そのような強力なワザでありながら、撃つために必要なエネルギーは2つだけで、非常に使いやすいです。ドラメシヤを場に出した番に1つエネルギーをつけ、ドラパルトexに進化した番にもう1つエネルギーを付けるだけで、特に工夫なく「ファントムダイブ」を使うことができます。もちろん、サポート「アカマツ」やポケモンの道具「きらめく結晶」を用いれば、ドラパルトexに進化した番にいきなり「ファントムダイブ」を使うことも可能です。
進化元のドロンチが優秀
ドロンチ
分類:1進化 HP:90 タイプ:ドラゴン 弱点:なし 抵抗力:なし にげる:1
【特性】ていさつしれい
自分の番に1回使える。自分の山札を上から2枚見て、どちらか1枚を選び、手札に加える。残りのカードは、山札の下にもどす。
【ワザ】炎超 リューズヘッド 70
強力な特性「ていさつしれい」を持っています。山札の上から2枚を見て、欲しいカードを手札に加え、不要なカードを山札の下に送ることができます。
進化元のドラメシヤはグッズ「なかよしポフィン」で展開しやすいため、どんどん場に出してドロンチへと進化させていきましょう。ベンチにいるドロンチの数だけ「ていさつしれい」が使えるため、どんどん山札からカードを引いていくことができます。
「ていさつしれい」は自分の番に複数回使えるの?
「ていさつしれい」には「自分の番に1回使える」という表記がありますが、これは「(1匹のドロンチが)自分の番に1回使える」という意味合いになります。
そのため、ドロンチが複数 場にいる場合は、ドロンチの数だけ「ていさつしれい」が使用できます。
一方、自分の番に複数回使えないケースもあります。例えばピジョットexの特性「マッハサーチ」の場合、「この番、すでに別の「マッハサーチ」を使っていたなら、この特性は使えない。」というテキストが書かれているため、ピジョットexが複数ベンチにいたとしても「マッハサーチ」は自分の番に1回しか使えません。
ドラパルトexのサンプルデッキレシピ
カードリスト

このカードリストを見て、「おや?」と思った方もいるかもしれません。
今回のデッキレシピでは、ヨマワル・サマヨール・ヨノワールおよびスボミーを採用しませんでした。これらのポケモンを採用すると、ただでさえ難しいデッキの回し方が複雑になりすぎるためです。これらのポケモンを採用したフルスペックのドラパルトexデッキは別途解説記事を書こうと思いますので、今しばらくお待ちください。
とはいえ、このデッキレシピでも十分に強いですよ!
デッキの回し方
ピジョットexをベンチに出そう!
序盤に最優先でやりたいのは、ピジョットexを準備することです。ピジョットexをベンチに出しておくことで、特性「マッハサーチ」により自分の番ごとに好きなカードを1枚手札に加えられます。
ピジョットex
分類:2進化 HP:280 タイプ:無 弱点:雷 抵抗力:闘 にげる:0
特別なルール(ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。)
【特性】マッハサーチ
自分の番に1回使える。自分の山札から好きなカードを1枚選び、手札に加える。そして山札を切る。この番、すでに別の「マッハサーチ」を使っていたなら、この特性は使えない。
【ワザ】無無 ふきすさぶ 120
のぞむなら、場に出ているスタジアムをトラッシュする。
まずは、「なかよしポフィン」や「ネストボール」を使ってポッポをベンチに出しましょう。
その後、ピジョットexとグッズ「ふしぎなアメ」を手札に加えれば、ポッポをピジョットexに進化させることができます。足りないカードがあれば、ネオラントV・「ペパー」・「森の封印石」のコンボにより集めます。

ネオラントV・「ペパー」・「森の封印石」のコンボについては、以下の記事で詳しく解説しています。

ピジョットexをベンチに出してしまえば、自分の番ごとに特性「マッハサーチ」を使って必要なカードを手札に加えることができます。「なかよしポフィン」や「ふしぎなアメ」を手札に加えてドラパルトexを場に出す準備をしたり、「きらめく結晶」を手札に加えてワザ「ファントムダイブ」を使う準備をしたり、サポート「ボスの指令」「ナンジャモ」を手札に加えたりと、状況に応じて臨機応変に行動しましょう。
ピジョットexはにげるためのエネルギーが要らないこともポイントです。
相手の番に自分のポケモンが倒されてしまったときは、とりあえずピジョットexをバトル場に出しておくのがオススメです。山札から引いたカードを見たりグッズ・サポートを使ったりしてから、エネルギー消費なしで逃げ、改めてバトル場に出すポケモンを選ぶことができます。
ドラパルトexを展開し、攻撃していこう!
ピジョットexさえ準備できていれば、ドラパルトexを出すのは容易です。「なかよしポフィン」や「ネストボール」でベンチに出したドラメシヤを「ふしぎなアメ」で進化させましょう。もちろん、ドロンチを経由しても構いません。
ワザを使うためのエネルギーも、グッズ「大地の器」やサポート「アカマツ」で手札に加えたり、ポケモンの道具「きらめく結晶」を使ったりすることで簡単に準備できます。
準備ができたらドラパルトexをバトル場に出し、ワザ「ファントムダイブ」を使っていきます。ドラパルトexが倒されにくいことから、1匹のドラパルトexが2回以上「ファントムダイブ」を使えることも多く、倒されてしまったとしても、ピジョットexさえいれば簡単に別のドラパルトexを場に出すことができます。
「ファントムダイブ」を使いこなそう!
先に説明したようにワザ「ファントムダイブ」は強力なワザですが、使いこなすためには一つポイントがあります。それは、「ファントムダイブ」で与えられる200+60のダメージを無駄にしないことです。

上の図のように、バトル場にHPが低いポケモンがいる状態で「ファントムダイブ」を使うと、本来バトル場に与えられるはずだったダメージ分を損してしまいます。このようなときは、サポート「ボスの指令」や、グッズ「カウンターキャッチャー」を使い、相手のベンチポケモンを呼び出して、効率よくダメージを与えましょう。
少し難しいテクニックになりますが、相手のポケモンを敢えて倒さないようにダメカンを乗せていき、終盤の「ファントムダイブ」で一気に倒す戦略も強力です。
相手のポケモンを倒さずサイドを取らないことで、グッズ「カウンターキャッチャー」を常に使える状態にしたり、サポート「ナンジャモ」の後に引く枚数を減らさないようにすることができます。また、相手のキチキギスexが特性「さかてにとる」を使えなくなる点もポイントです。
ダメカンを上手くのせておけば、「ファントムダイブ」で一気にサイドを6枚取って勝利することもできます。
「ナンジャモ」を活用しよう!
ナンジャモ(サポート)
おたがいのプレイヤーは、それぞれ自分の手札をすべてウラにして切り、山札の下にもどす。その後、それぞれ自分のサイドの残り枚数ぶん、山札を引く。
「ペパー」や「ボスの指令」を使わなくてもよい番は積極的に「ナンジャモ」を使いましょう。自分の手札を補充できるだけでなく、相手の手札をリセットして、相手の理想の行動ができないように妨害することができます。
特に、お互いのサイドの枚数が少なくなってきた終盤に使う「ナンジャモ」は強力です。相手の手札の枚数を数枚にまで減らし、動きを止めることができます。ドラパルトexがバトル場にいれば、そのまま一方的に暴れて勝利することもできますね。一方、こちらにはピジョットexやドロンチがいるはずなので、「ナンジャモ」で手札の枚数が減っても必要なカードを手札に加えられます。
より詳しくは、以下の記事で紹介しています。

特徴的なカードの紹介
かがやくフーディン
かがやくフーディン
分類:たね HP:130 タイプ:超 弱点:悪 抵抗力:闘 にげる:2
特別なルール(かがやくポケモンは、デッキに1枚しか入れられない。)
【特性】ペインスプーン
自分の番に1回使える。相手の場のポケモン1匹にのっているダメカンを2個まで選び、相手の別のポケモン1匹にのせ替える。
【ワザ】超無 マインドルーラー 20×
相手の手札の枚数×20ダメージ。
特性「ペインスプーン」によるダメカン乗せ替えが強力なかがやくポケモンです。
ドラパルトexが「ファントムダイブ」でばらまいたダメカンを乗せ替えて相手ポケモンのHPを調節しましょう。「ファントムダイブ」でベンチに置くダメカンだけでは倒せないようなポケモンも、「ペインスプーン」でダメカンを上乗せして倒すことができます。
HPが200より少し多いようなポケモン(HP210のキチキギスexやオーガポン みどりのめんexなど)に「ペインスプーン」でダメカンを乗せ、バトル場に呼び出してからドラパルトexの「ファントムダイブ」で倒す戦略も強力です。
ワザマシン エヴォリューション
ワザマシン エヴォリューション(ポケモンのどうぐ)
このカードをつけているポケモンは、このカードに書かれているワザを使える。[ワザを使うためのエネルギーは必要。]
ポケモンについているこのカードは、自分の番の終わりにトラッシュする。
【ワザ】無 エヴォリューション
自分のベンチポケモンを2匹まで選び、そのポケモンから進化するカードを、自分の山札から1枚ずつ選び、それぞれにのせて進化させる。そして山札を切る。
ワザマシン系のポケモンのどうぐです。つけたポケモンが、ワザ「エヴォリューション」を使えるようになります。
ワザ「エヴォリューション」の効果は、自分のベンチポケモンを2匹まで選び、山札から進化先を選んで進化させる効果です。ドラパルトexデッキにおいては、ドロンチを複数並べる目的で採用されます。ドロンチを並べておけば、特性「ていさつしれい」で手札を補充できますし、いつでもドラパルトexに進化することができます。
後攻であれば、最初の番からワザが使えるため、「エヴォリューション」を使ってドロンチを並べるのも強力な動きです。
ワザマシン系のポケモンのどうぐについて
ワザマシン系のポケモンのどうぐは、ポケモンにつけることで、そのポケモンが新しいワザを使えるようになります。例えば、ドラメシヤに「ワザマシン エヴォリューション」をつけた場合、ドラメシヤはもともと持っているワザ「ちょっとうらむ」「かみつく」に加え、「エヴォリューション」が使えるようになります。ちなみに、「エヴォリューション」を使うためには無色エネルギー1つが必要です(「ワザマシン エヴォリューション」のテキストに書かれているとおりです)。
また、ポケモンのどうぐは通常、ポケモンにつけたあとはつけたままにしますが、ワザマシン系のカードは自分の番の終わりにトラッシュします。ワザマシンのワザを使った場合はもちろん、使わなかった場合でもトラッシュしなければならないため、使いどころには気を付けましょう。
後攻最初の番に「エヴォリューション」を使ったとき、ドラメシヤは進化できる?
通常、最初の番に進化はできません。しかし、ワザやトレーナーズの効果で進化させる場合は、特に指示がないかぎり、最初の番や出したばかりのポケモンでも進化させることができます。
(上級プレイヤー用ルールガイド Ver3.3 p33より)
「エヴォリューション」には、特に指示がないため、最初の番や、出したばかりのポケモンでも進化させることができます。一方、最初の番や出したばかりのポケモンに使えないケースとしては「ふしぎなアメ」の場合が挙げられます。テキストを見比べてみてください。

引用元:ポケモンカードゲーム トレーナーズウェブサイト 上級プレイヤー用ルールガイド Ver3.3
ふしぎなアメ(グッズ)
自分の手札から2進化ポケモンを1枚選び、そのポケモンへと進化する自分の場のたねポケモンにのせ、1進化をとばして進化させる。(最初の自分の番や、出したばかりのポケモンには使えない。)
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ドラパルトexのデッキ

まとめ
今回は、ドラパルトexデッキを紹介しました。この記事を参考に、ぜひドラパルトexデッキを使ってみてください!
わからない点や難しい点などあれば、X(旧Twitter)もやっていますので、お気軽に質問してください!
それでは、よいポケカライフを!
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