
こんにちは、さとさと夫婦です。皆様、スタートデッキGenerationsで遊んでおられますでしょうか。
スタートデッキGenerations同士の対戦であれば、勝ったり負けたりがあると思います。しかし、ポケカの対戦をやる以上、やはり勝ちたいですよね。
この記事では、スタートデッキGenerationsを使って勝つための考え方や対戦のコツを紹介します!プレイングで差をつけて、お友達やご家族に圧勝しましょう!
まだポケカを始めていないそこの君は下の記事を読んで、スタートデッキGenerationsを買ってポケカをはじめよう!

ポイント1:手札を増やそう!
なぜ、手札を増やした方がいいの?
ポケカにおいて、手札を増やすことは非常に重要です。
手札が多ければ、グッズを使ったりポケモンを進化させたりと、取れる行動が増えて、対戦を有利に進めることができます。
逆に、手札がなくなると、ポケモンは場に出せないし、エネルギーもつけられません。
手札は、自分の番のはじめに1枚 山札から引いて、増やすことができます。しかし、たねポケモンを出したり、エネルギーをつけたりしていると、1ターンに使うカードの枚数は1枚より多いですよね。つまり、手札を増やせるカードを使わない限り、手札はどんどん減って、最終的にはなくなってしまうのです。
一度手札がなくなってしまうと悲惨です。自分の番のはじめに1枚カードを引き、そのカードが手札を増やすカードであることを祈るしかありません。
そうならないように、手札を増やせるカードを定期的に使い、手札を補充し続けることが、ポケカの対戦の基本です。
それでは、スタートデッキGenerationsに入っている手札を増やせるカードを見ていきましょう。
各デッキに共通して入っているサポート
名前 | 枚数 | 効果 |
ネモ | 4 | カードを3枚引く。 |
博士の研究 | 2 | 自分の手札をすべてトラッシュし、山札を7枚引く。 |
たんぱんこぞう | 2 | 自分の手札をすべて山札に戻して着る。その後、山札を5枚引く。 |
ジャッジマン | 1 | おたがいのプレイヤーは、それぞれ手札をすべて山札にもどして切る。その後、それぞれ山札を4枚引く。 |
「ネモ」「博士の研究」「たんぱんこぞう」「ジャッジマン」の4種類がどのデッキにも入っています。
それぞれ、引ける枚数や引く前の行動に違いがありますが、どれも手札の枚数を増やすことができるカードです。
これら「サポート」のカードは1ターンに1枚しか使えません。まずは、これらのカードを、自分の番ごとに1枚使うことを目指しましょう。
ネモ
「ネモ」は、引くことのできる枚数が3枚と一番少ないですが、その他のデメリットが一切ありません。どんな場面でも使えるので、どのサポートを使うのか迷ったら「ネモ」を使いましょう。
博士の研究
「博士の研究」は、大会などでもよく使われる非常に強力なカードです。自分の手札を一度トラッシュする必要がありますが、引ける枚数はなんと7枚!手札を増やすカードとして最強クラスの性能を持っています。
手札をトラッシュしてしまうので、できるだけ手札が少ない状態で使いましょう。残りの手札が「博士の研究」だけ(トラッシュするカードがない状態)でも、「博士の研究」を使うことができます。
たんぱんこぞう
「たんぱんこぞう」は、自分の手札を山札に戻してからカードを引きます。引ける枚数は「博士の研究」より少ないですが、持っていた手札をトラッシュするのではなく山札に戻すところがポイントです。
スタートデッキGenerationsにはトラッシュのカードを手札に戻すようなカードがほぼ存在しないため、一度トラッシュしてしまったカードを手札に戻すことはほぼできません。一方、山札から手札に加える手段は「ハイパーボール」や「エネルギー転送」がありますし、山札をシャッフルしてからカードを引くため、「たんぱんこぞう」で山札に戻したカードをもう一度手札に加えられる可能性もあります。
「博士の研究」と「たんぱんこぞう」がどちらも手札にあって、どちらかを使いたいような場面では、「たんぱんこぞう」を優先したいところです。
ジャッジマン
「ジャッジマン」は、「たんぱんこぞう」と似た効果ですが、相手にも影響する点がポイントです。「ジャッジマン」のようなカードは”手札干渉”をするカードと呼ばれ、ポケカにおいては重要なカードの一つです。「ジャッジマン」を上手く使えるかどうかは対戦の勝敗に大きく影響するのですが、少し難しい話になりますのでここでは割愛します。
自分の手札が少ないというときには「たんぱんこぞう」の代わりに使ってしまって問題ありません。
小話:これらのカードはスタートデッキGenerations以外でも使われている?
「博士の研究」は非常に強いカードで、どんなデッキでも使われています。「夜のタンカ」や「すごいつりざお」といった、トラッシュからカードを回収するようなカードが数多く存在すし、手札をトラッシュする効果がデメリットにならないデッキが多いためです。また、説明したように、手札が少ない状態で「博士の研究」を使用することで、ほぼ手札をトラッシュすることなく7枚ドローの恩恵だけ受けることができます。サポートで引ける手札の枚数として7枚は最高クラスです。
「ジャッジマン」は一部採用されるケースもありますが、多くは似た効果の「ナンジャモ」が採用されます。
「ネモ」「たんぱんこぞう」はほとんど使われていません。手札を引く枚数が少ないため、「博士の研究」や「ナンジャモ」が優先されるケースがほとんどです。
夜のタンカ(グッズ)
自分のトラッシュからポケモンまたは基本エネルギーを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。
すごいつりざお(グッズ)
自分のトラッシュからポケモンと基本エネルギーを合計3枚まで選び、相手に見せて、山札にもどして切る。
ナンジャモ(サポート)
おたがいのプレイヤーは、それぞれ自分の手札をすべてウラにして切り、山札の下にもどす。その後、それぞれ自分のサイドの残り枚数ぶん、山札を引く。
一部のデッキに入っているサポート
デッキによっては上記の4種以外に、手札を増やせるサポートのカードが入っています。使用するタイミングやコインの結果によって手札を引ける枚数が変わるクセの強いカードが多いですが、これらも有効に活用してみてください。
デッキ | 手札を増やすサポート |
ピカチュウex・カビゴンexデッキ | マサキの転送 |
ルギアex・バンギラスexデッキ | マツバの確信 |
カイオーガex・バシャーモexデッキ | センリ |
ディアルガex・ルカリオexデッキ | ゴヨウ・ヒョウタ |
レシラムex・モロバレルexデッキ | なし |
ゼルネアスex・オンバーンexデッキ | ドラセナ |
カプ・コケコex・ミミッキュexデッキ | なし |
ザシアンex・マホイップexデッキ | なし |
コライドンex・パルデアドオーexデッキ | チリ・ナンジャモ |
各デッキに共通して入っているグッズ
名前 | 枚数 | 効果 |
エネルギー転送 | 1 | 自分の山札から基本エネルギーを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。 |
スーパーボール | 2 | 自分の山札を上から7枚見て、その中からポケモンを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。残りのカードは山札にもどして切る。 |
ハイパーボール | 2 | このカードは、自分の手札を2枚トラッシュしなければ使えない。自分の山札からポケモンを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。 |
このうち、「スーパーボール」「ハイパーボール」のような、ポケモンを手札に加えるカードを「ボール系のカード」と呼びます。通常、「ボール系のカード」を1枚使ってポケモンを1枚手札に加えるので、手札を増やすことには直接貢献しません。
しかし、「ボール系のカード」を使って、手札を増やすようなワザや特性を持ったポケモンを手札に加える(または場に出す)ことで、最終的に手札を増やすことができます。
自分の手札の枚数が少なく、サポートのカードも手札にないようなときは「ボール系のカード」で、手札を増やせるポケモンを手札に加えることを検討してみてください。多くの場合、ポケモンexのような強いポケモンを手札に加えるよりも、手札を増やせるポケモンを手札に加えたほうが、対戦を有利に進められます。
一部のデッキに入っているグッズ
一部のデッキには「モンスターボール」や「ネストボール」が入っています。いずれも「ボール系のカード」ですので、上手く使ってみてください。
「おとどけドローン」は・・・運がよければ活躍するかもしれません。
デッキ | 手札を増やすグッズ |
ピカチュウex・カビゴンexデッキ | なし |
ルギアex・バンギラスexデッキ | なし |
カイオーガex・バシャーモexデッキ | モンスターボール |
ディアルガex・ルカリオexデッキ | なし |
レシラムex・モロバレルexデッキ | モンスターボール |
ゼルネアスex・オンバーンexデッキ | なし |
カプ・コケコex・ミミッキュexデッキ | ネストボール |
ザシアンex・マホイップexデッキ | なし |
コライドンex・パルデアドオーexデッキ | おとどけドローン |
モンスターボール(グッズ)
コインを1回投げオモテなら、自分の山札からポケモンを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
ネストボール(グッズ)
自分の山札からたねポケモンを1枚選び、ベンチに出す。そして山札を切る。
おとどけドローン(グッズ)
コインを2回投げ、すべてオモテなら、自分の山札から好きなカードを1枚選び、手札に加える。そして山札を切る。
手札を増やせるポケモン
全てのデッキではありませんが、各デッキに手札を増やせるポケモンが入っています。これらのポケモンを使いこなし、対戦を有利に進めましょう。
デッキ | 手札を増やせるポケモン |
ピカチュウex・カビゴンexデッキ | なし |
ルギアex・バンギラスexデッキ | ノコッチ(ワザ:ともだちをさがす)※ |
カイオーガex・バシャーモexデッキ | トロピウス(ワザ:かじつのみのり) |
ディアルガex・ルカリオexデッキ | ディアルガex(ワザ:ときのさけび) ペラップ(ワザ:アカペラ)※ |
レシラムex・モロバレルexデッキ | ビクティニ(ワザ:ばたばた) タブンネ(ワザ:まねきよせる) |
ゼルネアスex・オンバーンexデッキ | イーブイ(ワザ:なかまをよぶ)※ |
カプ・コケコex・ミミッキュexデッキ | オドリドリ(ワザ:なかまをよぶ)※ |
ザシアンex・マホイップexデッキ | ホシガリス(ワザ:もってくる) ヨクバリス(ワザ:ごうよくテール) |
コライドンex・パルデアドオーexデッキ | イキリンコ(ワザ:くわえる) |
このうち、※印のついているワザは、ポケモンを手札に加えたり、ベンチに出したりする効果を持ちます。「ボール系のカード」に近い効果ですね。
※印のついていないワザは、純粋に手札を増やすような、サポートのカードに近い効果を持ちます。(タブンネのワザ「まねきよせる」のみ、ちょっと違いますが・・・)
これらのポケモンを上手く使いこなして、手札を切らさないように戦いましょう。これらのポケモンが入っていないデッキはサポート・グッズで頑張りましょう。
ここまでをまとめると、以下のようになります。
ポイント1:手札を増やそう!
手札を増やして対戦を有利に進めましょう。どのデッキにも入っているサポート「ネモ」「博士の研究」「たんぱんこぞう」「ジャッジマン」を自分の番ごとに使うことが目標です。
また、各デッキにのみ入っているサポートやポケモンのワザも活かし、手札を切らさないように戦っていきましょう。
ポイント2:エネルギーを加速しよう!
エネルギーは、自分の番ごとに1枚だけ、手札から場のポケモンにつけることができます。これを、「エネルギーを手張りする」といいます。
ところで、ピカチュウexのワザ「かみなり」を使うためにはエネルギーが3つ必要です。このエネルギーを「手張り」だけで付けようとすると、3ターンかかることになりますね。
しかし、「手張り」以外の手段でエネルギーをつけることができれば、ワザ「かみなり」を使うまでにかかる時間を短縮できます。相手が「手張り」だけでエネルギーを付けて戦っているなら、自分だけがリードすることができますね。このように、「手張り」以外の手段でエネルギーを付け(「エネルギーを加速する」と言います)、ワザを素早く使えるようにすることは対戦の基本です。
スタートデッキGenerationsに収録されているエネルギーを加速するカードは多くありませんが、そのいくつかのカードを使いこなすことで、対戦を大きく有利に進めることができます!
スタートデッキGenerationsに含まれる、エネルギーを加速するカード
デッキ | エネルギーを加速するカード |
ピカチュウex・カビゴンexデッキ | クサイハナ(特性:さんぶざきエナジー) ラフレシア(特性:まんかいエナジー) |
ルギアex・バンギラスexデッキ | ヘルガー(ワザ:げきをとばす) |
カイオーガex・バシャーモexデッキ | バシャーモex(特性:たぎるとうし) |
ディアルガex・ルカリオexデッキ | なし |
レシラムex・モロバレルexデッキ | なし |
ゼルネアスex・オンバーンexデッキ | なし |
カプ・コケコex・ミミッキュexデッキ | キテルグマ(ワザ:パワーチャージ) エネルギーシール(グッズ) |
ザシアンex・マホイップexデッキ | ザシアン(ワザ:こうてつぶそう) |
コライドンex・パルデアドオーexデッキ | なし |
クサイハナ・ラフレシア
特性「さんぶざきエナジー」「まんかいエナジー」は、進化したときに1回使える特性です。山札の上から何枚かをめくり、その中にあった基本エネルギーを、自分のポケモンに好きなようにつけることができます。2つの特性の違いは山札をめくる枚数で、「さんぶざきエナジー」は3枚、「まんかいエナジー」は8枚です。
運要素が絡みますが、一度に何枚ものエネルギーを加速できる可能性のある強力な特性です。積極的に使っていきたいですね。
【特性】さんぶざきエナジー
自分の番に、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。自分の山札を上から3枚見て、その中から基本エネルギーを好きなだけ選び、自分のポケモンに好きなようにつける。残りのカードは山札にもどして切る。
【特性】まんかいエナジー
自分の番に、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。自分の山札を上から8枚見て、その中から基本エネルギーを好きなだけ選び、自分のポケモンに好きなようにつける。残りのカードは山札にもどして切る。
ヘルガー
ワザ「げきをとばす」で、自分の山札から基本エネルギーを2枚まで選び、自分のポケモンに好きなように付けることができます。
非常にシンプルで、使いやすい効果です。できるだけ早くヘルガーをバトル場に出し、ベンチのルギアexやバンギラスexにエネルギーを付けていくのがルギアex・バンギラスexデッキの基本の動きになるでしょう。
もちろんヘルガー自身にエネルギーを付けることもできますが、ひたすらベンチのポケモンに基本エネルギーを付けて育てていくのがオススメです。相手がヘルガーを倒したころには、育ち切ったベンチのポケモンたちが相手を待ち受けることでしょう。
【ワザ】げきをとばす
自分の山札から基本エネルギーを2枚まで選び、自分のポケモンに好きなようにつける。そして山札を切る。
バシャーモex
特性「たぎるとうし」は、スタートデッキGenerationsの中では唯一、繰り返し使える特性です。特性は、特に断りのない限りベンチでも使えるので、バシャーモexがベンチにいる限り、自分の番ごとに1枚、エネルギーを加速し続けることができます。
カイオーガex・バシャーモexデッキでは、なるべく早くバシャーモexをベンチに出し、特性「たぎるとうし」を使っていきましょう。バシャーモexをバトル場に出してもいいですが、倒されてしまうと特性「たぎるとうし」が使えなくなるため、バシャーモexに戦ってもらうのはなるべく最後のほうにしましょう。
【特性】たぎるとうし
自分の番に1回使える。自分のトラッシュから基本エネルギーを1枚選び、自分のポケモンにつける。
キテルグマ・ザシアンex
キテルグマのワザ「パワーチャージ」と、ザシアンexのワザ「こうてつぶそう」は、ワザを使ったポケモン自身にエネルギーをつける効果を持ちます。
これまでに紹介したポケモンの特性・ワザのように、他のポケモンのエネルギーを加速することはできませんが、キテルグマ・ザシアンex自身のワザ「ぶちかます」「スラッシュダウン」をより早く使うことができます。
エネルギーシール
コイン次第ですが、自分のトラッシュからベンチポケモンにエネルギーが付けられるグッズです。
エネルギーシール(グッズ)
コインを1回投げオモテなら、自分のトラッシュから基本エネルギーを1枚選び、ベンチポケモンにつける。
ポイント2:エネルギーを加速しよう!
通常は自分の番に1枚しかつけられないエネルギーですが、ポケモンのワザや特性、トレーナーズのカードを使うことで、追加でつける(エネルギーを加速する)ことができます。
たくさんエネルギーを加速して、相手より早く強力なワザを使いましょう!
ポイント3:ポケモンexの扱い方に注意しよう!
ポケモンexは高いHPと強力なワザを持つ一方で、倒された場合、相手にサイドを2枚取られてしまう弱点を持ちます。良くも悪くも、対戦に大きな影響を与える存在です。
スタートデッキGenerations同士の戦いでは、デッキに2枚しか入っていないポケモンexを上手く扱えるかどうかが勝敗を分けることになります。
大きく分けて、以下の2点に注意して戦いましょう。
① 相手のポケモンexを倒せるように、自分のポケモンexを温存する
② ポケモンexを利用して、サイドの取り合いを有利に進める
順に説明します。
① 相手のポケモンexを倒せるように、自分のポケモンexを温存する
ポケモンexは、高いHPと強力なワザを持つことが特徴です。例えば、カイオーガex・バシャーモexに入っているカイオーガexとレジアイスを比較してみましょう。
カイオーガex
分類:たね HP:230 タイプ:水 弱点:雷 抵抗力:なし にげる:3
特別なルール(ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。)
【ワザ】水無無 うねるなみ 80
のぞむなら、相手のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える。[バトル場に出すポケモンは相手が選ぶ。]
【ワザ】水水無無 タイダルサージ 230
このポケモンについているエネルギーを2個選び、トラッシュする。
レジアイス
分類:たね HP:120 タイプ:水 弱点:鋼 抵抗力:なし にげる:3
【ワザ】水無 つらら 30
【ワザ】水無無 ふぶき 90
相手のベンチポケモン全員にも、それぞれ10ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
どちらもたねポケモンですが、カイオーガexのHPが230、レジアイスのHPが120と、2倍ほどの差がありますね。また、ワザの威力もカイオーガexのほうが高くなっています。
このように、ポケモンexは高いHPと強力なワザを持っています。それゆえに、ポケモンex以外でポケモンexを倒すのはかなり大変です。カイオーガexのワザ「タイダルサージ」でカイオーガexを倒すことはできますが、レジアイスのワザ「ふぶき」でカイオーガexを倒すのは大変ですよね。
そのため、スタートデッキGenerations同士の戦いでは、相手のポケモンexを自分のポケモンexで倒すことが重要です。相手のポケモンexを倒せないままに自分のポケモンexが倒されてしまうと、逆転するのが難しくなります。
理想的な立ち回り
相手のポケモンexに自分のexでないポケモンが倒される
→ こちらのポケモンexをバトル場に出し、相手のポケモンexを一撃で倒す
この流れが理想です。こうすることで、こちらのポケモンexがダメージを受けないまま、相手のポケモンexを倒すことができます。
また、そのためにはポケモンexをベンチで育てておく(エネルギーを付けたり、進化させたりしておく)ことが重要です。バトル場で、エネルギーのついていないポケモンexが相手のポケモンにただ攻撃される状況はなるべく避けましょう。
逆に言うと、自分のexでないポケモンで相手のポケモンexを倒すことができれば、対戦を大きく有利に進めることができます。
exでないポケモンはポケモンexに比べHPが低いですが、ワザのダメージは意外に高いポケモンも多いです。そういったポケモンを上手く育て、相手のポケモンexを倒してもらいましょう!
② ポケモンexを利用して、サイドの取り合いを有利に進める
①よりも抽象的ですね。しかし、これはスタートデッキGenerations同士の戦いに限らず、どんなデッキを使っていても重要な考え方です。
ポケカの対戦は、根本的にはサイド6枚の取り合いです。自分のサイドを相手より先に取り切った場合は勝つことができ、相手のほうが先に取り切った場合は負けになります。そのため、「自分のサイドを上手く取ること」と、「相手にサイドを上手く取らせないこと」が重要です。
具体例
自分のサイドが残り2枚で、場にはエネルギーのついたピカチュウexがいる状態だとしましょう。
この場合、相手のポケモンex(カイオーガexとしましょう)を倒すことができれば、サイドを2枚取って勝利することができますね。逆に、相手のexでないポケモン(レジアイス)を倒すことになってしまった場合は、サイドは1枚しか取れないのでまだ勝利になりません。
では、相手のレジアイスを倒し、自分がサイドを1枚取ってから相手がバトル場にカイオーガexを出してきたらどうなるでしょう。自分のサイドは残り1枚になっていますね。この状況でも、相手のカイオーガexを倒せばサイドを取って勝利することができます。勝利は勝利ですが、実はこのケースは少し損をしています。
状況のまとめ
前提:自分のサイドは残り2枚で、場にはエネルギーのついたピカチュウexがいる。
ケース1
相手のカイオーガexを倒し、サイドを2枚取って勝利。
ケース2
相手のレジアイスを倒し、サイドを1枚取る。次に、相手のカイオーガexを倒し、サイドをもう1枚取って勝利。
ケース1に比べて、ケース2ではレジアイスを余計に倒すことになっていますね。言い方を変えると、ケース1がサイドを6枚取って勝利しているのに比べ、ケース2ではサイドを7枚取って勝利しています。
勝利は勝利なのでどちらでもいいじゃん!と思うかもしれませんが、実際の対戦ではレジアイスを倒している間にカイオーガexにエネルギーがついてワザを使われ、ピカチュウexが倒されてしまうかもしれません。サイドを1枚余計に取っている間に、逆転の準備をされてしまう可能性があるのです。
これを回避するためには、「自分のサイドを上手く取ること」が重要です。
自分のサイドを上手く取るためには?
自分のサイドを上手く取るためにできることは、「自分のサイドが残り2枚のときに相手のポケモンexを倒す」ことと、「自分のサイドが残り1枚のときに相手のexでないポケモンを倒す」ことのどちらかです。
では、自分のサイドが残り1枚なのに、相手のバトル場にポケモンexが居る場合はどうしたらいいでしょう?
その答えは、グッズ「ポケモンキャッチャー」にあります。
ポケモンキャッチャー(グッズ)
コインを1回投げオモテなら、相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。
「ポケモンキャッチャー」で、相手のベンチポケモンをバトル場に引っ張り出せば、サイドを上手く取ることができます。
もちろんコインを投げてオモテを出す必要があります。が、「ポケモンキャッチャー」はグッズなので、1回の番に複数回使うことができます。2枚の「ポケモンキャッチャー」を使うことができれば、どちらかでオモテが出る確率は75%です。
また、レシラムex・モロバレルexデッキに限りサポート「ボスの指令」が収録されています。
ボスの指令(サポート)
相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。
「ボスの指令」であればコイントスは必要ありません。問答無用で相手のベンチポケモンをバトル場に出すことができます。「ボスの指令」は多くのデッキに採用される強力なカードですので、お持ちなら他のスタートデッキGenerationsにも入れてみてください。
相手にサイドを上手く取らせないためには?
ここまでの話を相手目線で考えると、相手にサイドを上手く取らせない方法は簡単ですね。相手の残りサイドが2枚のときにはexでないポケモンをバトル場に出し、相手の残りサイドが1枚になったらポケモンexをバトル場に出すことで、相手にサイドを7枚取るような戦い方を強いることです。
さて、そうなると相手は「ポケモンキャッチャー」や「ボスの指令」を使ってくることになりますね。
こちらが取れる対策の一つは、相手の手札に「ポケモンキャッチャー」や「ボスの指令」がないことを祈ることです。
・・・対策とは呼べませんね。実際に対戦をしているとそういうお祈りの場面は多々訪れますが、できればもう少し自分から対策をしていきたいものです。そういうときに使えるカードが「ジャッジマン」です。
ジャッジマン(サポート)
おたがいのプレイヤーは、それぞれ手札をすべて山札にもどして切る。その後、それぞれ山札を4枚引く。
「ジャッジマン」で相手の手札を山札に戻させることで、用意していた「ポケモンキャッチャー」や「ボスの指令」を山札に戻すことができます。その後、4枚引くときに引き直されないことを祈りましょう。少なくとも、「ジャッジマン」を使う前よりも、相手が手札に「ポケモンキャッチャー」や「ボスの指令」を持っている確率は下がるはずです。
これが、手札を補充するカードとして「ジャッジマン」の説明をしたときに割愛した「手札干渉」の使い方です。
そのとき、実際の対戦では「ジャッジマン」より「ナンジャモ」のほうが使われるということもお伝えしました。その理由の一つは「ナンジャモ」のほうが序盤に使った際に引ける手札の枚数が多いからです。
そしてもう一つの理由は、こういった対戦の終盤、お互いのサイドの残り枚数が少なくなっているときに「ナンジャモ」は相手が引く手札の枚数が少なくなるため、相手に「ポケモンキャッチャー」や「ボスの指令」を引かれる確率が下がるからです。
スタートデッキGenerationsには「ジャッジマン」が1枚しか入っていないので、理想的なタイミングで「ジャッジマン」を使うことは難しいですが、可能なタイミングがあればぜひ使ってみてください。「ナンジャモ」をデッキに入れて改造するのもいいですね!
ナンジャモ(サポート)
おたがいのプレイヤーは、それぞれ自分の手札をすべてウラにして切り、山札の下にもどす。その後、それぞれ自分のサイドの残り枚数ぶん、山札を引く。
ここまでをまとめます。
ポイント3:ポケモンexの扱い方に注意しよう!
相手のポケモンexを自分のポケモンexで倒し、対戦を有利に進めましょう。
自分はサイドを7枚取ってしまわないように「ポケモンキャッチャー」を使いながら、相手のことは「ジャッジマン」で妨害してサイドを7枚取らせましょう。
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まとめ
この記事ではスタートデッキGenerationsをより使いこなすためのコツをお伝えしてきました。この記事でお伝えした多くのポイントは、スタートデッキGenerationsに限らず、どんなデッキでもより強く使いこなすために重要です。
ポイント1:手札を増やそう!
ポイント2:エネルギーを加速しよう!
ポイント3:ポケモンexの扱い方に注意しよう!
まずは、スタートデッキGenerationsを使いこなしてお友達やご家族に差をつけちゃいましょう!
スタートデッキGenerationsを十分使いこなせるようになったら、より複雑で強い他のデッキを使うときです。以下の記事を参考に、新しいデッキを手に入れてみてください!



これらのデッキを使うときにも、この記事に書かれているポイントを意識することでより強くなることができます!
わからない点や難しい点などあれば、X(旧Twitter)もやっていますので、お気軽に質問してください!(フォローもしてくださると嬉しいです☆)
それでは、よいポケカライフを!
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