
こんにちは、さとさと夫婦です。今回は、1月24日に発売される拡張パック「バトルパートナーズ」から、ナンジャモのポケモンについて考察し、デッキを作ってみたいと思います。
ナンジャモのポケモン

ナンジャモのポケモンは、基本雷エネルギーを巧みに操って戦うのが特徴です。ナンジャモのハラバリーexの特性「エレキストリーマー」で、「ナンジャモのポケモン」に手札から何枚でも基本雷エネルギーを付けることができます。ナンジャモのタイカイデンの特性「フラッシュドロー」による手札補充もあり、エネルギーと手札を維持しながら戦いを続けることができます。
ナンジャモのハラバリーex
ナンジャモのハラバリーex
分類:1進化 HP:280 タイプ:雷 弱点:闘 抵抗力:なし にげる:2
特別なルール(ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。)
【特性】エレキストリーマー
自分の番に何回でも使える。自分の手札から「基本雷エネルギー」を1枚選び、自分の「ナンジャモのポケモン」につける。
【ワザ】雷雷雷無 サンダーボルト 230
次の自分の番、このポケモンはワザが使えない。
特性「エレキストリーマー」は、基本雷エネルギーを加速できる強力な特性です。対象が「ナンジャモのポケモン」に限られますが、自分の番に何枚でも基本雷エネルギーをつけることができます。
単純に自分にエネルギーを付けてワザ「サンダーボルト」を使うだけでも強力ですが、エネルギーをトラッシュして高い威力を出すようなワザ(タケルライコexの「きょくらいごう」や、パオジアンexの「ヘイルブレード」のようなワザ)を使う「ナンジャモのポケモン」が登場すれば、さらに強くなりそうです。
手札からエネルギーを付けるため、手札にエネルギーを用意しておく必要があります。グッズ「大地の器」で山札から手札に加えたり、「スーパーエネルギー回収」でトラッシュから回収したりしましょう。同時に登場するナンジャモのタイカイデンや、スタジアム「ハッコウシティ」と組み合わせることもできます。
ワザ「サンダーボルト」は、たねポケモンexの多くを倒せる230ダメージです。テツノカイナexや、同時に登場するホップのザシアンexをちょうど倒せるのが嬉しいですね。
ナンジャモのタイカイデン
ナンジャモのタイカイデン
分類:1進化 HP:120 タイプ:雷 弱点:闘 抵抗力:なし にげる:1
【特性】フラッシュドロー
自分の番に、このポケモンについている「基本雷エネルギー」を1個トラッシュするなら、1回使える。自分の手札が6枚になるように、山札を引く。
【ワザ】雷無無 マッハボルト 70
特性「フラッシュドロー」で、エネルギーをトラッシュすると自分の手札が6枚になるように山札を引くことができます。
ナンジャモのハラバリーexの特性「エレキストリーマー」が多くの手札を消費するので、手札を補充することのできる「フラッシュドロー」は非常にありがたい存在です。トラッシュするためのエネルギーも「エレキストリーマー」の効果で付けることができ、効果がかみ合っています。
ナンジャモデッキ以外でも採用できる強力なシステムポケモンですが、ブロロロームとの差別化が課題となりそうです。
自分の手札が6枚になるように山札を引く効果は同じですが、ナンジャモのタイカイデンが自分についている基本雷エネルギーをトラッシュするのに対し、ブロロロームは手札からエネルギーをトラッシュします。ナンジャモのタイカイデンは手札からエネルギーを張ったり「アカマツ」などを利用したりする必要がありますが、事前にエネルギーを付けておいておくことができるので、相手の「ナンジャモ」や「アンフェアスタンプ」で手札を減らされた後に「フラッシュドロー」が使いやすい点が長所です。

ナンジャモのマルマイン
ナンジャモのマルマイン
分類:1進化 HP:100 タイプ:雷 弱点:闘 抵抗力:なし にげる:なし
【ワザ】雷雷 どきどきボム
このポケモンに100ダメージ。コインを1回投げオモテなら、相手のバトルポケモンをきぜつさせる。
【ワザ】雷雷無 ライトニングボール 100
ワザ「どきどきボム」は、自分が100ダメージを受けますが、コイントスの結果次第で相手のバトルポケモンをきぜつさせることができます。確実性に欠けるため使いづらくはありますが、どれだけHPの高いポケモンが相手でも一撃で気絶させられる可能性があります。
使ったあとにナンジャモのマルマインがきぜつしてしまうと、そのあとの相手のポケモンの攻撃でさらにサイドを取られてしまう可能性が高いため、ポケモンのどうぐ「勇気のおまもり」などをつけてナンジャモのマルマインがきぜつしないように「どきどきボム」を使いましょう。
ナンジャモのマルマインはにげるエネルギーが必要なく、進化元のナンジャモのビリリダマが場合によっては高いダメージが出せるワザ「チェインボルト」を持っているため、デッキに数枚仕込んでおくと活躍できるシーンがありそうですね。
関連トレーナーズ
ハッコウシティ
ハッコウシティ(スタジアム)
おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分のトラッシュから「基本雷エネルギー」を2枚まで選び、相手に見せて、手札に加えてよい。
自分の番ごとに、トラッシュから基本雷エネルギーを2枚まで回収できるスタジアムです。
回収したエネルギーはナンジャモのハラバリーexの「エレキストリーマー」やナンジャモのタイカイデンの「フラッシュドロー」に利用できます。
単純に「ハイパーボール」や「大地の器」でトラッシュするための手札が増えるという意味でも非常に強力な効果です。
ナンジャモのポケモンを使ったデッキ
拡張パック「バトルパートナーズ」が発売される、1月24日以降のレギュレーションに合わせたデッキを組んでみました。
タケルライコex + ナンジャモのポケモン

タケルライコexは、ワザ「きょくらいごう」でトラッシュするエネルギーを用意するため、これまでオーガポン みどりのめんexと組んだ型が主流でした。そのエネルギーを、ナンジャモのハラバリーexの「エレキストリーマー」で用意できる点に着目したのがこのデッキです。
ナンジャモのハラバリーexとナンジャモのタイカイデンが揃ってしまえば、「フラッシュドロー」で自分の番ごとに手札を入れ替えながら「エレキストリーマー」でエネルギーを供給し続けることができます。「ハッコウシティ」まであれば完璧です。
弱点としては、1進化ポケモンを2匹用意しなければならないため、初動が遅れる点です。特に、オーガポン みどりのめんexと組んでいたときの、後攻最初の番から攻撃していくような動きは難しいです。タケルライコexのワザ「はじけるほうこう」も使いながら、じっくり場を固めていくようなデッキになりそうです。
従来のタケルライコexデッキの紹介記事はこちら!

ソウブレイズex + テツノカイナex + ナンジャモのタイカイデン

ソウブレイズexはワザ「しんえんほむら」を使うために基本炎エネルギーを1枚しか必要としないことから、どんなタイプのエネルギーとでも組み合わせることができます。これまでも基本雷エネルギーとテツノカイナexを採用し、ソウブレイズexが苦手とする、倒してもサイドが1枚しか取れないポケモンをテツノカイナexに任せるデッキタイプが存在しました。そこにナンジャモのタイカイデンを追加し、よりデッキを早く掘り進められるようにしたのがこのデッキです。
ソウブレイズexデッキ自体はかがやくゲッコウガがレギュレーション落ちしてスタンダードレギュレーションで使えなくなってしまうため、エネルギーをトラッシュする手段や手札補充の手段、相手のたねポケモンを狙撃する手段を失います。それらをナンジャモのタイカイデンやテツノカイナexで補うことができる点が非常に強力です。
従来のソウブレイズexデッキの紹介記事はこちら!

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まとめ
今回は、1月24日発売の拡張パック「バトルパートナーズ」に収録される、ナンジャモのポケモンについて考察してみました。発売が楽しみですね!
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