
みなさんこんにちは、さとさと夫婦です。
このブログをご覧いただいている方は紙のポケモンカードを遊んでいる方が多いかと思うのですが、最近はアプリのポケポケが配信され、アプリで初めてポケカを始めたという方も多いかと思います。
この記事では、ポケポケと紙のポケカの違いを説明します!
ポケポケと紙のポケカの違い
デッキ構築・カードの種類
ポケポケのデッキは20枚で作りますが、紙のポケカは60枚です。また、ポケポケでは同名カードは2枚までデッキに入れられますが、紙のポケカでは4枚までデッキに入れられます。

また、ポケポケではエネルギーが1ターンに1枚生成されますが、紙のポケカではそのようなことはありません。エネルギーのカードが存在し、これをデッキに入れる必要があります。
ポケポケ
デッキ:20枚 同名カード:2枚まで
カードの種類:ポケモン・トレーナーズ(グッズ・サポート)
紙のポケカ
デッキ:60枚 同名カード:4枚まで
カードの種類:ポケモン・トレーナーズ(グッズ・サポート・ポケモンの道具・スタジアム)・エネルギー
ちなみに、ポケポケのトレーナーズは2024年11月現在 「グッズ」と「サポート」の2種類です。一方、紙のポケカにはこの2種類に加えて「ポケモンの道具」と「スタジアム」が存在します。ポケポケにもいずれ実装されるかもしれませんね。
ポケモンの道具
ポケモンに「つける」ことで効果を発揮するカード。つけたポケモンのHPを増やしたり、つけたポケモンが使うワザのダメージを増やしたりと効果は様々。
スタジアム
バトル場でもベンチでもない専用の場所に置くことで効果を発揮するカード。自分と相手で合わせて1つしか場に出すことができず、新しいスタジアムが場に出る際に古いスタジアムはトラッシュされる。基本的に、自分と相手の両方に効果が発揮される。
対戦のルール
対戦の始め方
対戦を始めるときの手札は、ポケポケが5枚であるのに対し、紙のポケカは7枚です。バトル場やベンチにたねポケモンを置くことは変わりませんが、ベンチの枠はポケポケが3枚であるのに対し、紙のポケカは5枚です。

サイド
そして、ポケポケにない概念として、「サイド」というものが存在します。「サイド」はポケポケでいう「ポイント」に近いもので、紙のポケカではサイドを6枚先に取ったほうが勝利します。
「サイド」は、対戦が始まる際に準備します。手札を引き、バトル場・ベンチにポケモンを裏向きで置いた後に、山札の上から6枚を裏向きにして「サイド」に置きます。
そして、相手のポケモンを1体倒すごとに自分のサイドを1枚取り、手札に加えることができます。つまり、相手のポケモンを6体倒せば、自分のサイドを6枚すべて取ることができ、対戦に勝利します。
また、ポケポケではポケモンexを倒すと2ポイントを得ることができますが、紙のポケカもポケモンexを倒すことでサイドを2枚取ることができます。
1ターン目のルール
ポケポケも紙のポケカも、先行の1ターン目にはいくつか制限があります。その制限の内容が少しずつ異なっているため、まとめて紹介します。
ポケポケ | 紙のポケカ | |
サポート | 使える | 使えない |
エネルギー | つけられない | つけられる |
ワザ | 使える | 使えない |
サポートは、紙のポケカでは先行1ターン目に使えませんが、ポケポケでは使うことができます。
また、ポケポケでは先行1ターン目にエネルギーを生成できません。一方、カスミなどを使ってエネルギーを付けることでワザを使うこと自体はできます。
紙のポケカでは、エネルギーを付けることができますが、ワザを使うことができません。
エネルギー
紙のポケカにはエネルギーのカードが存在します。エネルギーのカードは、1ターンに1枚、手札から場のポケモンに付けられます。
また、ポケポケでいう「カスミ」やサーナイトの特性「トランスシェイド」のように、トレーナーズやポケモンの特性でエネルギーを付けることのできるカードも存在します。
このようなカードには、「手札からエネルギーを付ける」「山札からエネルギーを付ける」など、エネルギーをどこから持ってきて付けるのかが明記されています。
弱点・抵抗力
ポケポケは、「弱点」のワザでダメージを与えたとき、ダメージを+20します。一方、紙のポケカではダメージが2倍になります。
また、ポケポケには存在しない概念として、「抵抗力」というものがあります。「抵抗力」は一部のポケモンに設定されており、特定のタイプのワザで受けるダメージを-30します。
例えば、拡張パック「黒煙の支配者」収録 ピジョットexの抵抗力は闘タイプです。
闘タイプのポケモンからダメージを受ける際のダメージが-30されます。
その他のルールの違い
対戦の開始時にたねポケモンが手札にいないとき
ポケポケでは、最初に引く5枚の中に必ずたねポケモンが含まれるようになっています。しかし、紙のポケカは自分で山札をシャッフルしてカードを引くため、最初に引く7枚の中にたねポケモンが居ない場合があります。
この場合、自分の手札を相手に見せ、たねポケモンが入っていないことを明示したうえで、手札を山札に戻してシャッフルし、再度7枚手札を引きます。これを、たねポケモンを引くまで繰り返します。
また、このように自分が引き直した場合、相手は手札を1枚多く引いて対戦を開始します。相手が引き直した場合は自分が手札を1枚多く引きます。
また、2回引き直した場合は2枚、3回引き直した場合は3枚と、引き直した回数に応じて相手が引くカードの枚数も増加します。ちなみに、ここで引くカードは引かない選択肢をとっても構いません。
自分が2回、相手が1回のように、どちらもが引き直しをしていた場合は、引き直した回数の差だけ片方のプレイヤーが多くカードを引き、対戦を開始します。
上限
ポケポケには手札の上限が10枚、ターン数の上限が30ターンと制限されていますが、紙のポケカには手札の枚数・ターン数の上限ともに制限がありません。
デッキ切れの扱い
ポケポケではデッキ切れ(山札のカードがなくなること)が起こっても、そのままゲームが継続します。紙のポケカでは、デッキ切れそのものでは何も起こりませんが、デッキ切れした状態で自分の番を迎え、手札を引けなかった場合に敗北します。
おまけ:カードを入手する難易度
ポケポケでは1日2パックを無料で開封することができますが、紙のポケカでは無料でパックを開封することはできません。(あたりまえ)
パックを購入するためにかかる費用はある程度変動しますが、大体以下のように計算できます。
ポケポケ
2800円 → 120ポケゴールド → 20パック 1パックあたり140円
※ポケゴールド購入時のおまけ額により変動。
より高い金額のセットを購入するほうがおまけが多い
紙のポケカ
1パックあたり180円(定価)
※店によってはより安く購入できる
1パックあたりの価格はポケポケのほうが安いようです。
一方、紙のポケカは「構築デッキ」の購入や、カードショップ・通販による「シングルカード」の購入(カード1枚での購入)などができるため、デッキを作成する難易度は紙のポケカのほうが低いように感じます。
まとめ
この記事では、ポケポケから紙のポケカを始める方向けに、二つの違いを説明してきました。
ポケポケでポケカの対戦に慣れた方であれば、いきなり強いデッキを使うこともできると思います。よければ以下の記事も見てみてください。
「構築デッキ」を改造するだけで、一気に環境トップクラスのデッキが使えるようになります!



また、初心者向けの「構築デッキ」も販売されておりますので、お友達やご家族を誘ってポケカを始めるならこちらもオススメです!

それでは、よいポケカライフを!
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