
皆さんこんにちは、さとさと夫婦です。「テラスタルフェスex」開封してますか?
今回は、タケルライコexデッキを紹介したいと思います。タケルライコexデッキの主要なカードはほとんど「テラスタルフェスex」に収録されているため、「テラスタルフェスex」を開封していれば自然とパーツが集まっているはずです。
大会での実績も多く、もうすぐに迫るレギュレーション更新の影響も小さいなど、タケルライコexデッキは今最もアツいデッキと言っても過言ではありません!
この記事を読み、ぜひ作ってみてください!
テラスタルフェスexの注目カードは以下の記事で紹介しています!

タケルライコexデッキとは?
タケルライコex
タケルライコex
分類:たね HP:240 タイプ:ドラゴン 弱点:なし 抵抗力:なし にげる:3
特別なルール(ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。)
【ワザ】無 はじけるほうこう
自分の手札をすべてトラッシュし、山札を6枚引く。
【ワザ】雷闘 きょくらいごう 70×
自分の場のポケモンについている基本エネルギーを好きなだけトラッシュし、その枚数×70ダメージ。
タケルライコexデッキは、タケルライコexの強力なワザ「きょくらいごう」を軸としたデッキです。
「きょくらいごう」は場のポケモンについているエネルギーをトラッシュした枚数に応じてダメージが増加し、そのダメージはなんとエネルギー1枚につき70。似たような効果の他のワザと比較しても、最大級の威力を持ちます。
比較例:パオジアンexとサーフゴーex
パオジアンex
【ワザ】水水 ヘイルブレード 60×
自分の場のポケモンについている水エネルギーを好きなだけトラッシュし、その枚数×60ダメージ。
サーフゴーex
【ワザ】鋼 ゴールドラッシュ 50×
自分の手札から基本エネルギーを好きなだけトラッシュし、その枚数×50ダメージ。
この強大なワザを持ってすれば、ほぼ全てのポケモンはエネルギー4枚(70×4=280ダメージ)やエネルギー5枚(70×5=350ダメージ)で倒すことができます。「きょくらいごう」を使い続け、相手のポケモンを次々に倒していくのがタケルライコexの戦い方です。
「きょくらいごう」を打つためのエネルギー
さて、タケルライコexが「きょくらいごう」を使い続けるためには、大量のエネルギーを供給する必要があります。もちろん、自分の番に1回手札から張るエネルギーでは全く足りません。
そのエネルギーは、ポケモンの「特性」や、サポートのカードで供給します。
エネルギーの供給方法①:特性「みどりのまい」
オーガポン みどりのめんex
分類:たね HP:210 タイプ:草 弱点:炎 抵抗力:なし にげる:1
テラスタル(このポケモンは、ベンチにいるかぎり、ワザのダメージを受けない。)
特別なルール(ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。)
【特性】みどりのまい
自分の番に1回使える。自分の手札から「基本草エネルギー」を1枚選び、このポケモンにつける。その後、自分の山札を1枚引く。
【ワザ】草草草 まんようしぐれ 30+
おたがいのバトルポケモンについているエネルギーの数×30ダメージ追加。
特性「みどりのまい」は、自分の番に1回使える、自分の手札からオーガポン みどりのめんexに基本草エネルギーをつける特性です。その後山札を1枚引くことができます。
「自分の番に1回使える」とありますが、オーガポン みどりのめんexが複数体いれば、オーガポン みどりのめんexの数だけ基本草エネルギーをベンチに増やすことができます。そのエネルギーをタケルライコexの「きょくらいごう」に利用するわけです。
「みどりのまい」には「自分の番に1回使える」という表記がありますが、これは「(1匹のオーガポン みどりのめんexが)自分の番に1回使える」という意味合いになります。
そのため、オーガポン みどりのめんexが複数 場にいる場合は、オーガポン みどりのめんexの数だけ「みどりのまい」が使用できます。
ちなみに、自分の番に複数回使えないケースもあります。例えばピジョットexの特性「マッハサーチ」の場合、「この番、すでに別の「マッハサーチ」を使っていたなら、この特性は使えない。」というテキストが書かれているため、ピジョットexが複数ベンチにいたとしても「マッハサーチ」は自分の番に1回しか使えません。
しかも、ポケモンの特性なので、自分の番が来るたびに使えます。これにより、タケルライコexが「きょくらいごう」を使い続けることを可能にしています。また、山札を1枚引く効果も地味ながら強力で、デッキをどんどん掘り進め、強力なカードを使うことを可能としています。
このように、オーガポン みどりのめんexはタケルライコexの最高の相棒と言える存在です。そのため、このデッキタイプはライコポン(タケルライコ + オーガポン)デッキと呼ばれることもあります。
エネルギーの供給方法②:サポート「オーリム博士の気迫」
オーリム博士の気迫(サポート)
自分の「古代」のポケモンを2匹まで選び、トラッシュから基本エネルギーを1枚ずつつける。その後、自分の山札を3枚引く。
「古代」のポケモンとは、HPの下に「古代」のアイコンがあるポケモンのことを指します。タケルライコexは「古代」のポケモンなので、「オーリム博士の気迫」の恩恵が受けられます。
この効果により、ワザ「きょくらいごう」でトラッシュするためのエネルギーを供給できることはもちろん、「きょくらいごう」を打つための雷・闘エネルギーをつけることができます。
山札を3枚引く効果もとても優秀で、エネルギー目当てに「オーリム博士の気迫」を使っているだけで、自然と手札が増えていきます。基本的に、タケルライコexデッキは自分の番ごとに「オーリム博士の気迫」を使い続けていれば自然と有利になるようになっています。
エネルギーを付けずに、山札を3枚引く効果だけを使うことはできないことに注意しましょう。
一般に、「その後」とテキストに記載がある場合、「その後」以前に書かれているテキストの内容を実行できなければ、「その後」以降に書かれている効果は使えません。
参考:オーリム博士の気迫 Q&A
このように、オーガポン みどりのめんexの特性「みどりのまい」とサポート「オーリム博士の気迫」でエネルギーを供給し、タケルライコexのワザ「きょくらいごう」で相手のポケモンを一撃で倒していくのがタケルライコexデッキの戦い方です。
エネルギーの付け方や、トラッシュするエネルギーの選び方が難しい点で少し難しいデッキではありますが、やることは非常に単純。シンプルで強いデッキを求める方にオススメのデッキです!
タケルライコexデッキを使ってみよう!
デッキレシピ

デッキの回し方
とにかく、場のエネルギーを増やすことと、タケルライコexの「きょくらいごう」で相手のポケモンを倒すことに特化したデッキです。後攻であれば最初の番から、先行であれば2回目の番から相手のポケモンを倒すことを目標にします。
① まずは、手札を増やそう!
イキリンコexの特性「イキリテイク」やかがやくゲッコウガの特性「かくしふだ」を最初の番から使っていき、積極的に山札からカードを引きましょう。この後の行動を行うために、手札は大量に必要になります。
イキリンコex
【特性】イキリテイク
最初の自分の番にだけ1回使える。自分の手札をすべてトラッシュし、山札を6枚引く。この番、すでに別の「イキリテイク」を使っていたなら、この特性は使えない。
かがやくゲッコウガ
【特性】かくしふだ
自分の番に、自分の手札からエネルギーを1枚トラッシュするなら、1回使える。自分の山札を2枚引く。
これらのポケモンの使い方は、以下の記事でも解説しています。

② ポケモンを展開しよう!
場にタケルライコex、ベンチにオーガポン みどりのめんex(2体以上)という状態が理想です。増やした手札から直接出したり、グッズ「ネストボール」を使ったりして展開していきましょう。
「オーリム博士の気迫」が、「古代」のポケモン2体にエネルギーを付けられるため、「古代」のポケモンは2体以上展開しておきたいところです。
③ エネルギーを供給しよう!
オーガポン みどりのめんexの特性「みどりのまい」は手札からエネルギーを付ける効果を持ちます。グッズ「大地の器」で、山札からエネルギーを手札に加え、「みどりのまい」を使いましょう。
「オーリム博士の気迫」も使い、エネルギーを付けます。「オーリム博士の気迫」が手札になければグッズ「ポケギア3.0」の出番です。
大地の器(グッズ)
このカードは、自分の手札を1枚トラッシュしなければ使えない。
自分の山札から基本エネルギーを2枚まで選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
ポケギア3.0(グッズ)
自分の山札を上から7枚見る。その中からサポートを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。残りのカードは山札にもどして切る。
④ ワザ「きょくらいごう」を使おう!
さあ、準備は整いました。ワザ「きょくらいごう」で相手のポケモンを倒しましょう。
⑤ あとは臨機応変に戦おう!
「みどりのまい」「オーリム博士の気迫」を使い続け、自分の番ごとに「きょくらいごう」を使っていきます。
対戦の中盤以降は、キチキギスexの特性「さかてにとる」で手札を補充することができます。「オーリム博士の気迫」も使っていれば、手札に困ることは少ないでしょう。
また、トラッシュのポケモンやサポート・エネルギーを、グッズ「夜のタンカ」や「ともだちてちょう」、「スーパーエネルギー回収」で回収することもできるので、粘り強く戦うことができます。
キチキギスex
【特性】さかてにとる
前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていたなら、自分の番に1回使える。自分の山札を3枚引く。この番、すでに別の「さかてにとる」を使っていたなら、この特性は使えない。
夜のタンカ(グッズ)
自分のトラッシュからポケモンまたは基本エネルギーを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。
ともだちてちょう(グッズ)
自分のトラッシュからサポートを2枚まで選び、相手に見せて、山札にもどして切る。
スーパーエネルギー回収(グッズ)
このカードは、自分の手札を2枚トラッシュしなければ使えない。
自分のトラッシュから基本エネルギーを4枚まで選び、相手に見せて、手札に加える。(このカードの効果でトラッシュしたエネルギーは選べない。)
ちなみに、このデッキはタケルライコexを中心として戦いますが、オーガポン みどりのめんexで戦いたい相手がいます。それはリザードンexです。
リザードンexは強力な特性とワザを持つ、環境の中心にいるポケモンです。HPが330と高く、「きょくらいごう」で倒すためには5つものエネルギーの消費が必要になります。
一方、リザードンexは草タイプが弱点なので、オーガポン みどりのめんexの「まんようしぐれ」であれば比較的容易に倒すことができます。そのため、リザードンexが相手のときは、オーガポン みどりのめんexで戦うことを視野にいれましょう。
特徴的なカードの紹介
スナノケガワ
スナノケガワ
分類:たね HP:120 タイプ:闘 弱点:草 抵抗力:なし にげる:2
【ワザ】闘 じばさくれつ 20+
自分の場にエネルギーが3個以上あるなら、70ダメージ追加。このワザのダメージは弱点を計算しない。
【ワザ】闘無 パワージェム 60
タケルライコex以外のアタッカーとして採用しています。
タケルライコexは倒されたときにサイドを2枚取られるため、間にスナノケガワのような、倒されてもサイドを1枚しか取られないポケモンを挟むことで効率よく戦うことができます。また、ポケモンexからワザのダメージを受けない というような特性を持つポケモンを倒す役割もあります。
ミミッキュ
【特性】しんぴのまもり
このポケモンは、相手の「ポケモンex・V」からワザのダメージを受けない。
このスナノケガワの枠は、「オーリム博士の気迫」の恩恵が受けられる「古代」のポケモンで、エネルギーの色が合っていれば他のポケモンでも構いません。よく採用されているのは、チヲハウハネとコライドンの2体です。
チヲハウハネ
分類:たね HP:140 タイプ:闘 弱点:超 抵抗力:なし にげる:3
【ワザ】闘 ふみならす
相手の山札を上から1枚トラッシュする。
【ワザ】闘闘 ねっしょうどとう 120
このポケモンにも90ダメージ。相手のバトルポケモンをやけどにする。
コライドン
分類:たね HP:130 タイプ:闘 弱点:超 抵抗力:なし にげる:2
【ワザ】無無 はじょうもうこう 30+
前の自分の番、このポケモン以外の「古代」のポケモンがワザを使っていたなら、150ダメージ追加。
【ワザ】闘闘無 ぶちかます 110
今回紹介した3匹は、「テラスタルフェスex」収録のポケモンではありません。
スナノケガワ → スターターデッキ&ビルドセット「古代のコライドンex」
チヲハウハネ → 拡張パック「古代の咆哮」
コライドン → 拡張パック「超電ブレイカー」
「テラスタルフェスex」収録のイダイナキバやチヲハウハネでもよいのですが、紹介した3匹に比べると、ややデッキとの相性が悪いかなと思います。
ポケストップ
ポケストップ(スタジアム)
おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の山札を上から3枚トラッシュしてよい。その場合、その中にあるグッズをすべて、相手に見せて、手札に加える。
このデッキはグッズが多いため、「ポケストップ」で手札を増やせる可能性はかなり高いです。また、エネルギーがトラッシュされた場合は「オーリム博士の気迫」で利用できますし、ポケモンがトラッシュされた場合は「夜のタンカ」で容易に回収できるため、トラッシュされて困るカードがあまりありません。積極的に「ポケストップ」の効果を使い、デッキを掘り進めていきましょう。
まとめ
今回は、タケルライコexデッキの強みと使い方を解説しました。今一番アツいタケルライコexデッキ。ぜひ使ってみてください!
わからない点や難しい点などあれば、X(旧Twitter)もやっていますので、お気軽に質問してください!(フォローもしてくださると嬉しいです☆)
それでは、よいポケカライフを!
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