
こんにちは、さとさと夫婦です。今回は今回は1/24日発売の拡張パック「バトルパートナーズ」から、ボルケニオンexのデッキを作ってみたいと思います。
ボルケニオンex
ボルケニオンex
ボルケニオンex
分類:たね HP:220 タイプ:炎 弱点:水 抵抗力:なし にげる:3
特別なルール(ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。)
【特性】やけつくじょうき
このポケモンがバトル場にいるなら、自分の番に1回使える。相手のバトルポケモンをやけどにする。
【ワザ】炎炎無 ヒートサイクロン 160
このポケモンについているエネルギーを1個選び、ベンチポケモンにつけ替える。
「やけつくじょうき」で相手のポケモンを「やけど」にしよう
特性「やけつくじょうき」はボルケニオンexがバトル場にいるときに使える特性です。相手のバトルポケモンを「やけど」にすることができます。「やけど」になったポケモンには「やけどマーカー」を乗せ、そのポケモンは自分または相手の番の終わり(ポケモンチェック)に20ダメージを受けます。その後、「やけど」のポケモンの持ち主がコインを投げ、オモテであれば「やけど」から回復、ウラであれば「やけど」を継続します。

ポケモンチェック
自分または相手の番が終わるたびに、お互いのポケモンの状態を確認することです。やけどなどの特殊状態の効果や、「ポケモンチェック」で働く特性やトレーナーズの効果を実行します。
つまり、ボルケニオンexが特性「やけつくじょうき」を使って相手のバトルポケモンをやけど状態にしてからワザ「ヒートサイクロン」を使うことで、「ヒートサイクロン」の160ダメージに加え、「やけど」の20ダメージを与えることができます。
このように、単に20ダメージを追加で与えるだけの効果と考えても強力です。ですが、「やけど」の使い方はそれだけではありません。
「やけど」のダメージで相手のポケモンを倒そう
「やけど」によるダメージでポケモンがきぜつした場合、「前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていたなら」と記載のある特性やトレーナーズの効果が使えなくなります。ポケモンがきぜつしたのが「前の相手の番」ではなく、「ポケモンチェック」のタイミングだからです。
よく使われる効果としては、キチキギスexの特性「さかてにとる」とACE SPECの「アンフェアスタンプ」が挙げられます。多くのデッキに採用されるこれらのカードですが、「やけど」のダメージで相手のポケモンを倒すことで、効果を発揮できないようにすることができます。
キチキギスex
【特性】さかてにとる
前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていたなら、自分の番に1回使える。自分の山札を3枚引く。この番、すでに別の「さかてにとる」を使っていたなら、この特性は使えない。
アンフェアスタンプ(グッズ)
特別なルール(ACE SPECのカードは、デッキに1枚しか入れられない。)
このカードは、前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていなければ使えない。おたがいのプレイヤーは、それぞれ手札をすべて山札にもどして切る。その後、自分は5枚、相手は2枚、山札を引く。
「やけど」のダメージを増やそう
とはいえ、たったの20ダメージで相手のポケモンを倒すのは難しいです。ここは、「やけど」のダメージを増やせるポケモンの力を借りましょう。それはブーバーンです。
ブーバーン
【特性】マグマのはどう
このポケモンがいるかぎり、相手のやけどのポケモンは、やけどでのせるダメカンの数が3個多くなる。
ブーバーンの特性「マグマのはどう」で、相手のポケモンが「やけど」で受けるダメージは、30ダメージ(ダメカン3個分)増加します。「マグマのはどう」の効果はブーバーンがベンチにいるだけで働くので、ブーバーンが1匹ベンチにいれば「やけど」のダメージは20+30=50ダメージになります。
さらに、「マグマのはどう」の効果は重複します。つまり、ブーバーンがベンチに2匹居れば、「やけど」のダメージが20+30+30=80ダメージにまで増加します。
これだけのダメージが「やけど」で与えられれば、相手のポケモンを倒すことも簡単です。ボルケニオンexのワザ「ヒートサイクロン」で与えられるダメージは160と少々物足りないですが、ブーバーンの「マグマのはどう」で強化した「やけど」のダメージを含めれば、多くのたねポケモンexを一撃で倒せるダメージになります。
他のポケモンと協力して戦おう
さて、ここまでボルケニオンex自身が戦うことを想定して話してきましたが、ワザ「ヒートサイクロン」のダメージはやっぱり少し物足りないです。今回は、ボルケニオンexには特性「やけつくじょうき」を使ったあとはベンチに下がり、他のポケモンにワザを使って戦ってもらうことにしましょう。「やけつくじょうき」によるやけどのダメージで、他のポケモンの足りない打点を補うことができます。
様々なポケモンと組み合わせられますが、今回はテラパゴスexと組み合わせてみます。
テラパゴスex
テラパゴスex
分類:たね HP:230 タイプ:無 弱点:闘 抵抗力:なし にげる:2
特別なルール(ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。)
テラスタル(このポケモンは、ベンチにいるかぎり、ワザのダメージを受けない。)
【ワザ】無無 ユニオンビート 30×
このワザは、後攻プレイヤーの最初の番には使えない。自分のベンチポケモンの数×30ダメージ。
【ワザ】草水雷 クラウンオパール 180
次の相手の番、このポケモンはたねポケモン(無色ポケモンをのぞく)からワザのダメージを受けない。
よくいろんなデッキで使われる「テラスタル」のポケモンです。ワザ「ユニオンビート」はエネルギーのタイプを選ばない使いやすいワザです。
今回、ボルケニオンexやブーバーンを並べるとベンチの枠が窮屈なので、スタジアム「ゼロの大空洞」を使うことにしました。そのために「テラスタル」のポケモンが必要なので、テラパゴスexを採用しています。また、「テラスタル」のポケモンがいることで、特性「ほうせきさがし」のサポート能力が高いヨルノズクも採用できるので、デッキを円滑に動かしやすくなっています。
ゼロの大空洞(スタジアム)
自分の場に「テラスタル」のポケモンがいるプレイヤーが、ベンチに出せるポケモンの数は8匹になる。(このカードがトラッシュされたときか、自分の場に「テラスタル」のポケモンがいなくなったとき、ベンチが5匹になるまでトラッシュする。おたがいにトラッシュするなら、このカードの持ち主から行う。)
ヨルノズク
【特性】ほうせきさがし
自分の番に、このカードを手札から出して進化させたとき、自分の場に「テラスタル」のポケモンがいるなら、1回使える。自分の山札からトレーナーズを2枚まで選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
ボルケニオンexデッキ
デッキレシピ

デッキの回し方
「プレシャスキャリー」でポケモンを展開しよう
優先して場に出したいのは、テラパゴスexとホーホー、そしてヨルノズクです。ヨルノズクの特性「ほうせきさがし」を使い、スタジアム「ゼロの大空洞」とACE SPECの「プレシャスキャリー」を手札に加えましょう。「ゼロの大空洞」の効果でベンチに8匹までポケモンを置けるようになれば、「プレシャスキャリー」の効果で大量にポケモンを展開することができます。
ゼロの大空洞(スタジアム)
自分の場に「テラスタル」のポケモンがいるプレイヤーが、ベンチに出せるポケモンの数は8匹になる。(このカードがトラッシュされたときか、自分の場に「テラスタル」のポケモンがいなくなったとき、ベンチが5匹になるまでトラッシュする。おたがいにトラッシュするなら、このカードの持ち主から行う。)
プレシャスキャリー(グッズ)
特別なルール(ACE SPECのカードは、デッキに1枚しか入れられない。)
自分の山札からたねポケモンを好きなだけ選び、ベンチに出す。そして山札を切る。
※ サポート「ペパー」が使えるなら、「ほうせきさがし」で「ゼロの大空洞」と「ペパー」を手札に加えるほうがオススメです。「ペパー」で「プレシャスキャリー」とポケモンのどうぐが加えられ、ポケモンのどうぐぶんオトクになります。
「プレシャスキャリー」で並べるポケモンとしては、ボルケニオンex、ブーバー2匹、ラティアスexが第一候補です。ボルケニオンexとブーバーは「やけど」を使うために、ラティアスexは特性「スカイライン」でボルケニオンexやテラパゴスexをにげやすくするために出します。
ラティアスex
【特性】スカイライン
このポケモンがいるかぎり、自分のたねポケモン全員のにげるためのエネルギーは、すべてなくなる。
上記のポケモンを並べたあとにまだベンチが空いていれば、2匹目以降のテラパゴスexやホーホーを出しておきましょう。
相手のポケモンを「やけど」にしながら戦おう
ボルケニオンexをバトル場に出すことができれば、特性「やけつくじょうき」で相手のポケモンを「やけど」にできます。
特性「やけつくじょうき」を使ったあと、ボルケニオンexがワザを使えないのであればにげるのもオススメです。少ないエネルギーで戦えるテラパゴスexやスピンロトムに戦ってもらったり、特性「ほうせきさがし」を使ったあとのヨルノズクをバトル場に出しておいて、相手の番にサイドを2枚取られることを防ぐような立ち回りもできます。
また、「やけつくじょうき」のあとに、ポケモンのどうぐ「ワザマシン エヴォリューション」の効果でワザ「エヴォリューション」を使い、ブーバーを進化させる動きも強力です。ブーバーンを展開しながら相手のバトルポケモンに「やけど」のダメージを与えることができます。ブーバーンの数次第で50から80ダメージになり、たねポケモンであれば一撃で倒せることも多いです。
ワザマシン エヴォリューション(ポケモンのどうぐ)
このカードをつけているポケモンは、このカードに書かれているワザを使える。[ワザを使うためのエネルギーは必要。]ポケモンについているこのカードは、自分の番の終わりにトラッシュする。
【ワザ】無 エヴォリューション
自分のベンチポケモンを2匹まで選び、そのポケモンから進化するカードを、自分の山札から1枚ずつ選び、それぞれにのせて進化させる。そして山札を切る。
テラパゴスexで戦おう
ボルケニオンexはワザ「ヒートサイクロン」のためにエネルギーが3つ必要なので、アタッカーはテラパゴスexに任せるほうが戦いやすいです。
テラパゴスexのワザ「ユニオンビート」はエネルギー2つで使え、自分のベンチに最大限ポケモンを展開していれば240ダメージを出すことができます。「やけど」で補助することでHPの高いポケモンも倒すことができる、非常に頼れるポケモンです。また、グッズ「ガラスのラッパ」も使えれば、エネルギーを加速してさらにワザが使いやすくなります。
ガラスのラッパ(グッズ)
このカードは、自分の場に「テラスタル」のポケモンがいるときにしか使えない。
自分のベンチの無色ポケモンを2匹まで選び、トラッシュから基本エネルギーを1枚ずつつける。
ただ、こちらのテラパゴスexがみんな倒されてしまうと、スタジアム「ゼロの大空洞」やヨルノズクの「ほうせきさがし」が使えなくなります。常に、ベンチにもテラパゴスexを用意し、1匹が倒されても大丈夫なようにしておきましょう。
おまけ:ボツになったボルケニオンexデッキ案
古代のポケモンと組み合わせる
ウガツホムラex & ウネルミナモex
・一度ベンチに帰らなければワザ「れっかばくしん」が使えないウガツホムラexと、相手のバトルポケモンが特殊状態であればワザ「カタルシスロアー」のダメージが上がるウネルミナモexはボルケニオンexとの相性がいい。
・エネルギーも「オーリム博士の気迫」で賄うことができ、戦えるのではないかと考えたが「オーリム博士の気迫」を使ってもエネルギーが足りない。また、ブーバーンまで並べようとするとベンチの枠があまりに苦しく、ドローサポートも足りない。
・サポート以外でエネルギーが加速できれば形にはなりそう。特に、ウネルミナモexはオーガポン みどりのめんex + エネルギーつけかえでエネルギーを賄えるので結構アリかも。完全にウネルミナモexデッキになるので、今回はボツ。
「テラスタル」のポケモンと組み合わせる
オーガポン みどりのめんex
・特性「みどりのまい」でエネルギーを加速しつつ手札を増やせるので、「エネルギーつけかえ」込みでボルケニオンexのサポートが可能。
・しかし、ボルケニオンexのワザは炎炎無の3エネルギーなので、エネルギーのバランスが難しい。オーガポン みどりのめんex自身が戦うのもそれはそれで苦しく、ボツ
ブースターex
・ワザ「バーニングチャージ」でエネルギーを加速でき、必要なエネルギーもボルケニオンexと同じ基本炎エネルギーなので相性がいい。「バーニングチャージ」の足りないダメージをやけどで補えるのも嬉しいポイント。
・ただ進化ポケモンなのが苦しく、ラティアスexの特性「スカイライン」で逃げられない。序盤からブースターex、ボルケニオンex、ホーホーと準備するポケモンも多くなり、デッキが回らずボツ。
関連記事
「バトルパートナーズ」のポケモンを使ったデッキ
トレーナーのポケモン




そのほかのポケモン



まとめ
今回は、ボルケニオンexデッキを紹介しました。ぜひ使ってみてください!
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