
こんにちは、さとさと夫婦です。皆さん、「ナンジャモ」は使っていますか?構築済みデッキに最初から入っていたり、デッキレシピを調べると入っていることが多かったりするカードですよね。
しかし、「ナンジャモ」がなぜデッキに入っているのかがわからなかったり、どんなタイミングで使ったらいいかわからないという方も多いのではないでしょうか?今回はサポート「ナンジャモ」の効果や使い方について解説したいと思います。
「ナンジャモ」の効果と使い方
「ナンジャモ」の効果
ナンジャモ(サポート)
おたがいのプレイヤーは、それぞれ自分の手札をすべてウラにして切り、山札の下にもどす。
その後、それぞれ自分のサイドの残り枚数ぶん、山札を引く。
お互いの手札を山札に戻させてから、新しく山札を引く、手札をリセットするような効果です。
「ナンジャモ」の使い方
「ナンジャモ」の使い方は、大きく二種類に分けられます。

自分の手札をリセットし、手札を補充する
主に、序盤の使い方です。対戦が始まったばかりのときは、お互いにサイドが6枚ずつある状態のため、ナンジャモは手札を一度山札に戻し、6枚になるまで山札を引くカードとして使うことができます。
対戦の序盤は、たねポケモンを場に出したり、グッズを使ったりと、何かと手札を多く消費します。気が付くと手札の残り枚数が1~2枚と、心もとなくなっていることも珍しくありません。また、対戦の序盤には使わないようなグッズ「すごいつりざお」や、サポート「ボスの指令」、余分なエネルギーなどが手札に溜まってしまうこともあります。
そのようなとき、「ナンジャモ」を使うことで、一度手札をリセットし、6枚になるまで山札を引くことができます。こうすることで、1回の番に使えるカードを増やしたり、次の番以降にも続けて行動できるようにできます。

また、「ナンジャモ」を使う前に手札にあったカードがトラッシュされず、山札の下に送られることも重要です。このため、後で使いたい「すごいつりざお」や「ボスの指令」をトラッシュせず、山札の下に置いておくことができます。
ポケカは、トラッシュのカードを回収する手段があまり多くなく、特にグッズやサポートは回収しづらいため、トラッシュしてしまったカードはその対戦では使えなくなることも多いです。「ナンジャモ」であれば、そのようなカードを山札の下に送れるため、また必要になったときには「ペパー」やネオラントVの特性「ルミナスサイン」で山札から手札に加えられるようになります。
この点は、手札をトラッシュして山札からカードを引くサポート「博士の研究」との大きな違いです。一方、「博士の研究」のほうが引ける枚数は多く、サイドの残り枚数にも依存しないため、両方を採用しているデッキでは場面に応じて使い分けましょう。
博士の研究(サポート)
自分の手札をすべてトラッシュし、山札を7枚引く。
「博士の研究」との使い分け
どちらも採用しているデッキでは、場面に応じて使い分けます。また、自分の番ごとに「ナンジャモ」か「博士の研究」のどちらかは確実に使えるようにするために両方を採用しているケースもあります。
一方、どちらかしか採用しない場合もあります。
自分から積極的に攻めていくデッキでは、自分のサイドの枚数が先に減っていくため「博士の研究」を優先することが多いです。逆に、自分から積極的に攻めず、カウンターを狙うようなデッキでは「ナンジャモ」が優先されます。
相手の手札をリセットし、妨害する
さて、さきほどの使い方は比較的わかりやすい使い方でした。次はもう一つの使い方、相手を妨害する使い方です。
「ナンジャモ」を使う際は、自分の手札と同時に相手の手札がリセットされているので、相手のプランを狂わせる効果があります。グッズ「ハイパーボール」やサポート「ペパー」で手札に加えたカードを「ナンジャモ」で山札に戻すことができれば、相手のやりたいことを大きく妨害できると考えられます。
さらに、「ナンジャモ」をお互いのサイドの枚数が少なくなっている終盤に使うことで、より妨害の効果が大きくなります。サイドの残り枚数が少ない状態では、「ナンジャモ」で引くことのできる枚数が少ないため、相手の手札を数枚にまで減らすことができるからです。
ポケカの対戦は、サイドの1・2枚を争う場面が多く発生します。そのような場面で相手の手札を減らすことができれば、エネルギーが足りなかったり、進化ができなかったりしてワザを使えないような状態にできる可能性があります。そうすれば、逆転ができるかもしれません。
また、「ボスの指令」を引かれることがなければ勝てるような場面もあり得ます。そのような場面でも、「ナンジャモ」により相手が「ボスの指令」を引く確率を最大限下げることができます。

このように相手の手札を減らすことで、逆転に繋げるのが「ナンジャモ」で相手を妨害する使い方です。少し難しい使い方ではありますが、ポケカの対戦をやっていく上では必須のテクニックです。
「ナンジャモ」の強み
このように、「ナンジャモ」には、主に序盤に使って自分の手札を増やす使い方と、主に終盤に使って相手を妨害する使い方の二つがあります。
両方の使い方が強力なのはもちろんですが、序盤から終盤を通して対戦中に腐ることがない(ずっと強く使える)点も「ナンジャモ」が強力な理由の一つです。
また、どちらの効果もデッキによらず活躍が見込めます。そのためどんなデッキにでも採用される、非常に汎用性の高いカードとなっています。
「ナンジャモ」の採用が多いデッキ
さて、どんなデッキにでも採用される「ナンジャモ」ですが、特に「ナンジャモ」が必須になるデッキが存在します。そのようなデッキをいくつか紹介します。
リザードンexデッキ
リザードンexは、ワザ「バーニングダーク」を強く使うため、相手にサイドを取らせてからカウンターを仕掛ける戦い方をします。
リザードンex
【ワザ】バーニングダーク 180+
相手がすでにとったサイドの枚数×30ダメージ追加。
そのため、敢えて相手にサイドを先に取らせることが多く、「ナンジャモ」で相手の手札を減らす効果が強力に働きます。
相手のほうが先にサイドを取っていれば、「ナンジャモ」後に相手の手札が自分の手札よりも少なくなり、手札の枚数で優位に立つことができます。
特に、「カウンターキャッチャー」で相手のベンチポケモンを呼び出しながら、「ナンジャモ」で相手の手札を減らし、リザードンexの「バーニングダーク」で相手のポケモンを倒す動きが強力です。これをされると、相手は少なくなった手札でリザードンexを倒す方法を考えねばなりません。「カウンターキャッチャー」でエネルギーのついたポケモンや手札を増やすようなポケモンを呼び出して倒していれば、そのハードルがさらに上がります。

この「カウンターキャッチャー」と「ナンジャモ」のコンボはリザードンexデッキに限らず、多くのデッキで使えます。
オーガポン みどりのめんexやキチキギスex、かがやくゲッコウガなどのシステムポケモン(相手の手札やエネルギーを増やすようなポケモン)を狙いながら「ナンジャモ」を使うのが強力です。
リザードンexデッキの紹介記事も書いているので、こちらもぜひ読んでみてください!

ドラパルトexデッキ
ドラパルトexデッキもリザードンexデッキと同様、カウンターを仕掛けやすいデッキです。ワザ「ファントムダイブ」のダメカンを置く効果により、相手のポケモンを同時に倒すことができるため、わざと相手にサイドを先に取らせ、「カウンターキャッチャー」や「ナンジャモ」を絡めながら逆転する動きができます。
ドラパルトex
【ワザ】炎超 ファントムダイブ 200
ダメカン6個を、相手のベンチポケモンに好きなようにのせる。
また、ドロンチの特性「ていさつしれい」で、「ナンジャモ」で自分の手札をリセットしたあとに、必要なカードを手札に加えやすいのも相性がいいポイントです。
ドロンチ
【特性】ていさつしれい
自分の番に1回使える。自分の山札を上から2枚見て、どちらか1枚を選び、手札に加える。残りのカードは、山札の下にもどす。
ドラパルトexデッキの紹介記事も書いているので、こちらもぜひ読んでみてください!

サーナイトexデッキ
サーナイトexデッキはサイドが1枚しか取られないポケモンを中心に戦うデッキで、対戦が長期戦になりやすいです。このようなデッキでは、「ナンジャモ」を適宜使って相手を妨害しながらじわじわと攻めていくことが有効になります。
また、サーナイトexデッキはサーナイトexの特性「サイコエンブレイス」でエネルギーの加速を賄うことができます。このため、エネルギーの加速をサポートに頼る必要がなく、常に「ナンジャモ」を使う余裕があります。
サーナイト
【特性】サイコエンブレイス
自分の番に何回でも使える。自分のトラッシュから「基本超エネルギー」を1枚選び、自分の超ポケモンにつける。その後、つけたポケモンにダメカンを2個のせる。(きぜつするポケモンに、この特性は使えない。)
サポートのカードは自分の番に1枚しか使えないため、「ナンジャモ」より優先して使いたいサポートがあるデッキでは「ナンジャモ」を採用しづらくなります。(採用しても、枚数を減らすことが多いです)
そのようなデッキとしては、エネルギーと手札の供給に「オーリム博士の気迫」が必要なタケルライコexデッキやトドロクツキexデッキ、グッズ「エレキジェネレーター」を手札に加えるためのサポート「ペパー」が必要なミライドンexデッキ、エネルギーをトラッシュするための「博士の研究」が必要なソウブレイズexデッキなどが挙げられます。
「ナンジャモ」関係のルール
「ナンジャモ」は、自分の手札が「ナンジャモ」だけでも使えるの?
基本的に、自分の手札が「ナンジャモ」だけでも使えます。
しかし、自分の手札が「ナンジャモ」だけで、なおかつ相手の手札がない(0枚)のときには使えません。この場合、「おたがいのプレイヤーは、それぞれ自分の手札をすべてウラにして切り、山札の下にもどす。」というテキストが実行できないためです。
一般に、「その後」とテキストに記載がある場合、「その後」以前に書かれているテキストの内容を実行できなければ、「その後」以降に書かれている効果は使えません。
どちらかのプレイヤーに手札があればよいのですが、両方のプレイヤーに手札がない場合、「その後」以前のテキストが全く実行できないため、「その後」以降に書かれている効果も使えないことになります。
参考:ポケモンカードゲーム トレーナーズウェブサイト ナンジャモ Q&A
ポケモンカードゲーム トレーナーズウェブサイト 遊び方と大会ルール
上級プレイヤー用ルールガイドver3.3
おまけ:似たような効果のカードとの違い
ジャッジマン
ジャッジマン(サポート)
おたがいのプレイヤーは、それぞれ手札をすべて山札にもどして切る。その後、それぞれ山札を4枚引く。
山札を引く枚数がサイドの枚数によって変わらず、4枚に固定されています。
序盤に使った場合、「ナンジャモ」に比べると手札を補充できる枚数が少なくなりますが、その分、序盤から相手の行動を妨害していくことができます。終盤に使った場合は、「ナンジャモ」に比べ相手を妨害する効果が弱くなりますが、自分の手札は補充しやすくなります。
採用されやすいデッキとしては、序盤から積極的に攻め込むようなデッキです。ソウブレイズexデッキやトドロクツキexデッキ、タケルライコexデッキなどが挙げられます。相手のポケモンを倒しながら「ジャッジマン」で相手の行動を妨害することで、相手が場を立て直す際のハードルを高くすることができます。
細かな違いですが、「ナンジャモ」がもともと持っていた手札を山札の下に送るのと違い、「ジャッジマン」は手札を山札に戻し、シャッフルしてから山札を4枚引きます。そのため、もともと持っていたカードをもう一度引く可能性があります。
多くの場合、「ナンジャモ」や「ジャッジマン」を使うときに手札に残っているカードは今すぐには使えないようなカードなので、山札の下に送れるほうが強力であると考えられます。
ツツジ
ツツジ(サポート)
このカードは、相手のサイドの残り枚数が3枚以下のときにしか使えない。
おたがいのプレイヤーは、それぞれ手札をすべて山札にもどして切る。その後、自分は6枚、相手は2枚、山札を引く。
相手のサイドの残り枚数が3枚以下のときにしか使えない制限がありますが、自分だけ6枚カードを引き、相手は2枚だけカードを引く、不公平なサポートです。
使用できる場面においては概ね「ナンジャモ」よりも強力に働きますが、「ナンジャモ」と違って序盤に手札を補充する目的で使えない点がデメリットとなります。そのため、汎用性という点では「ナンジャモ」に対し圧倒的に劣ることになるのですが、終盤の強力さを意識して1枚採用するケースがしばしばあります。
アンフェアスタンプ
アンフェアスタンプ(グッズ)
特別なルール(ACE SPECのカードは、デッキに1枚しか入れられない。)
このカードは、前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていなければ使えない。おたがいのプレイヤーは、それぞれ手札をすべて山札にもどして切る。その後、自分は5枚、相手は2枚、山札を引く。
ACE SPECのグッズです。前の相手の番に自分のポケモンがきぜつしていなければ使えませんが、効果はサポートの「ツツジ」とほとんど一緒な、とてもアンフェアなグッズです。
「ナンジャモ」や「ツツジ」に対する強みとしては、グッズのカードなので、「ペパー」で手札に加えられる点が挙げられます。「ペパー」から相手への妨害ができるようになり、非常に強力です。また、グッズであるために他のサポートと同時に使える点も強力です。「ボスの指令」と同時に使うことで、「カウンターキャッチャー」+「ナンジャモ」に近いことがより強力に行えます。
一方、デッキに1種類・1枚しか入れられないACE SPECのカードであるため、他のACE SPECのカードと枠の奪い合いになります。デッキに必須のACE SPECがあるようなデッキでは採用しづらく、そうでないデッキでも汎用性バツグンの「プライムキャッチャー」と枠を奪い合うことになります。
まとめ
この記事では、「ナンジャモ」の効果や使い方、「ナンジャモ」の採用が多いデッキについて解説しました。
ナンジャモの使い方
1. 自分の手札をリセットし、手札を補充する
2. 相手の手札をリセットし、妨害する
「ナンジャモ」の採用が多いデッキ
リザードンexデッキ、ドラパルトexデッキ、サーナイトexデッキなど。
カウンターが仕掛けやすく、「ナンジャモ」以外のサポートに依存しないデッキでよく採用される。
わからない点や難しい点などあれば、X(旧Twitter)もやっていますので、お気軽に質問してください!(フォローもしてくださると嬉しいです☆)
それでは、よいポケカライフを!


コメント